【酷寒こそライブジャズ】
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デイリーレポート

もの凄いスリリングなスピード感に「世界のジャズ最前線」を感じ感動

もの凄いスリリングなスピード感に「世界のジャズ最前線」を感じ感動

Kyoko

2025年02月03日 月曜日

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デイタイムライブで今年初めての【BODY&SOUL Special】《オフリ・ネヘミア トリオ》メンバー オフリ・ネヘミア(ds) トメル・バー(pf) ニツァン・バー(g) さん

▶スピード感と緊張感のあるもの凄い演奏で、そんなステージレポートを書く時は私の語彙が貧しくて嫌になります。それで、この欄で時々私が話題にさせてもらう週に2~3度いらして下さる常連さんに、レポートをお願いしました。さっそく昨夜のうちに送られてきました。臨場感あふれるステージレポートで、そのまま転載させていただきます。K さん、いつもありがとうございます。
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▶アヴィシャイ・コーエン、エリ・デジブリのバンドメンバーとして活躍し、レコーディングにも参加しているオフリ・ネヘミアさん(ds)のリーダーライブが【BODY&SOUL Special】として開催されました。メンバーは、トメル・バーさん(pf) ニツァン・バーさん(g)で、お二人とも天才と称される兄弟です。今回の来日公演のファイナルを飾るステージとなりました。
▶オフリさんはステージ中央にドラムセットを配置し、トメルさんやニツァンさんを見ながら演奏します。小柄でスリムな方ですが、キレが鋭くパワフルなドラミングです。音を躍らせるような独特の抑揚でバンドの演奏をリードし、心地良いリズムを響かせます。
▶トメルさんは、ピアノの譜面台の位置にキーボードを置き、曲によって右手でピアノを左手でキーボードを弾きます。静かな表情でピアノを弾くときの深い情緒性が印象的です。ニツァンさんは、ステージ右に立って大きな動きで強い気を感じさせながら、豪快にギターを弾いていきます。
▶演奏曲は1st.set…オフリ・ネヘミア作♪Brazil。オフリ・ネヘミア作♪Katniss。トメル・バー作♪Sivuvenko。オフリ・ネヘミア作♪Memories, A Mother’s Light。
▶2nd.set…ニツァン・バー作♪Headstart。オフリ・ネヘミア作♪One For G。スタンダード曲ヘンリー・マンシーニの♪Days of Wine And Roses。オフリ・ネヘミア作♪♪Just Saying。アンコール曲はパット・メセニーの♪James。
▶1st.setの♪Katnissでは、ニツァンさんのメロディアスなギターがフィーチャーされ、♪Memories, A Mother’s Lightでは、トメルさんの美しいピアノと、後半のオフリさんのドラムスを中心としたグルーヴ感溢れる演奏に圧倒されます。
▶2nd.setの一曲目では、オフリさんが凄まじいスピードのドラムソロで疾走し、演奏が終わると「水、下さい」と日本語で話し、観客を笑わせます。会場で販売された新アルバム「GTO Within」からは、♪One For G を演奏されました。オフリさんの代表曲 ♪Just Sayin’ では、スピードとスリルに満ちたドラムソロをたっぷりと聴かせ観客を熱狂させました。
▶オフリさんは、ツアーファイナルにあたり、BODY&SOULの京子ママと、プロモーターの川上さんに感謝の言葉を述べました。とても礼儀正しいお人柄です。
▶オフリさんのオリジナル曲は、アメリカにもヨーロッパにも無い独特のメロディーと神秘性を感じさせ、とても心地良い音楽です。ドラミングは圧倒的なパワーとスピードに加え、バンド全体をリードする音楽性を持っています。情緒的で美しいトメルさんのピアノ、繊細で情熱的なニツァンさんのギターとともに、素晴らしい演奏を楽しませていただきました。今年初めての【BODY&SOUL Special】に相応しいライブステージとなりました。

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