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デイリーレポート

「和と洋」が融合した聴き応えあるジャジーで素晴らしいステージに感動

「和と洋」が融合した聴き応えあるジャジーで素晴らしいステージに感動

Kyoko

2025年01月10日 金曜日

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▶列島が大雪に見舞われているようですがお陰様で都内は寒さは厳しいものの好天が続いている昨夜は《Jazz Meets Japanese Tradition》メンバー 笛吹かな(篠笛,fl) 中嶋錠二(pf) さんにゲスト: 梅屋喜三郎(小鼓,鳴り物) のトリオ。私の大好きな「和と洋」が融合したこのユニットの、とても聴き応えあるサウンドを楽しませていただきました。吹き姿もとても素敵です。実は私の亡母はお琴と三味線のお師匠さんで、お正月元旦にはNHK-TVに出演したりしていて、門前の小僧習わぬ経を読むで邦楽には早くから接していたせいかも知れません。
▶かなさんは昨夜は7本の篠笛を持参。曲によって笛を持ち替えての演奏でした。小柄ながらいつも見事な演奏で感動します。肺活量がいる笛ですが、呼吸法の訓練がよく出来ているのですね。それに梅屋さんの小鼓の音が乾いていて、叩き方によって音色が変わる、素晴らしいパーカッションなのです。実は終演後、あまりのいい音に梅屋さんにお願いして少し叩かせてもらいました。あゝ、若かったら私も趣味的に始めるところなのに…。
▶次回は4/21(月)にこのメンバーでの出演が決まりました。もう一人パーカッションが参加するかもしれません。追ってご案内します。実現したら和洋のパーカッションの競演も楽しそうですね。
[以下解説] 篠笛の調子とは音の高さ(いわゆるキー)のこと。一本調子から十二本調子まであり、低音は長く高音は短い篠笛です。
▶1st.set…S.ロリンズ♪Pent up House…10本調子で。♪夜の「春の小川」…夜の春の雰囲気を表現してアレンジ…3本調子で。♪春の海✕♪Take Five…日本の代表曲とジャズの代表曲の1つをミックスた曲で6本調子。♪楽隊時の出撃…小鼓梅屋さんが譜面を持ってきてくれました、10本調子で。中嶋錠二作♪First Touch、笛吹かな作オリジナル曲♪Belladonna…「ベラドンナ」は魔女の花といわれる怖い花の曲だそうです。
▶2nd.set…小鼓と能管(横笛)で「急之舞(能の舞事のひとつで最も速く激しいもの)」を冒頭にした曲。サンバのピアニスト ジャウマ・フェレイラ♪Recado Bossa Nova…3本調子で。笛吹かな作オリジナル曲♪小待宵草…3本調子で。ここで聴きにいらしていたシンガー REMI さんがシットイン♪ずいずいずっころばし を歌われました。♪Georgia On my Mind…1本調子で。チック・コリアの♪Spain…2本と10本調子で。アンコール曲はフルートと6本調子で♪春よ来い でした。

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