デイリーレポート

音楽を真摯に追求する若者たちの一生懸命な姿とレベルの高さに思う…
《渡邉和武 Pepperクィンテット》メンバー 渡邉和武(tp) 芹澤朋(ts) 榎貞雄(pf) 佐藤潤一(b) 竹村紫乃(ds) さん
週末土曜は《渡邉和武 Pepperクィンテット》このユニットのメンバー 渡邉和武(tp) 芹澤朋(ts) 榎貞雄(pf) 佐藤潤一(b) 竹村紫乃(ds) さんは皆さん国立音大出身者です。この中ではアルトの朋さんが一番長いお付き合いになるかしら。彼女のテナーの音色が好きで、以前に出演されたとき、まだ学生だった和武さんが小柄で一生懸命トランペットを吹く音と姿に感心して、それから時々当店に出演するようになりました。
特にこのユニットには、皆さんとても真面目に音楽に真摯に向き合っているのを感じます。皆さんが作曲やアレンジもされます。国立音大で小曽根さんがジャズ専修科の教授になってから (現在は池田篤さんです) いま第一線で活躍する多くのミュージシャンを輩出。日本のジャズのレベル向上に大きな役割を果たしたと私は思っています。
当店から世界配信している [Oh! JAZZ] によると、いま日本のジャズのレベルは頭一つ抜けている、ということです。(NYはコロナ禍以来地盤沈下のようで)。ちなみにこの春、小曽根さんの新トリオ “TRiNFiNiTY” で欧州各地でツアーが行われます。トリオメンバーはベースが小川晋平さん、ドラムスがきたい くにと さん、皆さん当店によく出でおられるますよ。
1st.set…春のスタンダード曲C.ブラウン渡邉和武アレンジ♪Joy Spring、渡邉作♪うすかげ…タイトルをつけるのに苦労しましたがお気に入りの曲ですと和武さん。渡邉作♪Steps To Little Joy、D.エリントン渡邉アレンジ♪Prelude To A Kiss、♪In A Mellow Tone。渡邉作♪Eclipse Solum…ラテン語の日食と大地の渡邉作の合成語だそうです。
2nd.set…榎貞雄作♪The Great Beyond、渡邉作♪Dear “R”…和武さんの二人の親友が Rだそうで彼らにおくった曲。ホーギー・カーマイケルの♪The Nearness of You…和武さんの大好きなバラード。アンコール曲は佐藤潤一作♪Red Brown でした。


















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