デイリーレポート
レパートリー豊富でないとできない特集ステージを堪能
▶三連休を前にした金曜の夜は、レパートリーの豊富なチャリート(vo)さんならではの[G.ガーシュイン特集第2弾]バックメンバーは彼女自身が選んだ 菊池太光(pf) 金森もとい(b) 山田玲(ds) さん。シンガーのレパートリーは、歌詞を全部覚えるのも大変ですが、チャリートさんは英語が準ネイティブ言語で、歌詞の深い意味まで理解して、バースから歌われたり表情豊かに歌われます。日本人にはなかなか出来ない、世界どこでもギグして出かけていくフィリピン出身の彼女ならでは。
▶太光さんの円やかなタッチのピアノとセンスのいいリズム隊に乗って、多くのガーシュイン作のスタンダード曲を熱唱されました。ジャズで歌われるガーシュインの曲って、ほんとに多いですね。お兄様のアイラ・ガーシュインと共作で、ミュージカルや映画で使われた曲が多いのにも改めて脱帽です。そうそう、私は映画「ポーギーとベス」を見て、脚の不自由なポーギーさんを思って、大泣きしたことを思い出しました。
▶1st.set…
オペラ「ポーギーとベス」より♪Summertime、同じく「ポーギーとベス」より♪I Loves You Porgy。映画「踊らん哉」♪They Can’t Take That Away (誰にも奪えぬこの想い)、同名映画より♪The Man I Love、バースから歌った♪I’ve Got a Crush on You、バースから歌った♪I’ve Got Rhythem。
▶2nd.set…映画「踊る騎士」よりバースから歌った♪A Foggy Day、♪How Long Has This Been Goin、♪But Not For Me、ミュージカル「オー・ケー」の挿入曲♪Some One To Watch Over Me、ミュージカル「レディー・ビー・グッド」より♪Fascinating Rhythm、アンコール曲は♪Embraceable You でした。
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