デイリーレポート
美しいピアノタッチでダイナミズムのある気持ちのいいピアノ世界を堪能
久しぶりに寒い雨になった週明け月曜日。若井優也(pf) さんのソロステージ《若井優也の世界》ご予約の方はも少しのキャンセルだけで若井ファンの方はいらしていました。若井さんは理数系の人で囲碁と将棋が大好きなことは皆さまご存じと思いますが、ファンの中には実際に対局された方もいらっしゃいます。弾き姿もピアノもビル・エバンスを彷彿させ、彼自身もエバンスは大好きだそうですが、最近はあまり聴かないようにしているそうです。あまり聴きすぎると、エバンスのピアノが頭と体に染み付いてしまって良くないとか。でもエバンス同様ピアノタッチがとても綺麗でダイナミズムもあり、説得力抜群のピアノサウンドが店内を気持ちの良く包み込みました。お客さまも皆さん全集中で熱心に聴き入っていて、とても良い雰囲気でした。アンコールはやはりエバンスの曲で終わりました。
1st set…若井優也作♪In Love In The Rain、B.エバンス♪Turn Out The Stars、ベーシスト ジャコ・パストリアス♪Three Views of a Secret、ショパンの♪Etude Op.10 No.6 (エチュード変ホ長調作品6)、ホーギー・カーマイケル♪Georgia on My Mind (ジョージア州の州歌 我が心のジョージア)、スタンダード曲♪Day by Day。
2nd set…T.モンク♪Introspection、♪Variations on a theme of Chopin (ラフマニノフ ショパンをテーマにした変奏曲作品22)〜ジャズピアノの詩人と言われたエンリコ・ピエラヌンツィ♪Don’t Forget The Poet 第10変奏曲、H.ハンコック♪Dolphin Dance、ピアニスト デニー・ザイトリン♪Quiet Now、C.ポーター♪Riding High、アンコールはB.エバンスの♪My Bells でした。
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