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デイリーレポート

完全即興演奏を含むクォリティーの高いオリジナル曲で満席に埋まった誕生日ライブ!!

完全即興演奏を含むクォリティーの高いオリジナル曲で満席に埋まった誕生日ライブ!!

Kyoko

2026年02月24日 火曜日

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2/23(月/祝)はデイタイムライブで《鈴木瑶子バースデー ライブ》メンバー 鈴木瑶子(pf) 川広行(tp) デビット・ネグレテ(as,ts) 小美濃悠太(b) 北沢大樹(ds) さん

▶お天気もよく春のような陽気だった昨日の天皇誕生日は、鈴木瑶子さんのお誕生日でもあり《鈴木瑶子バースデー ライブ》でした。メンバーは瑶子さんの信頼厚い 川広行(tp) デビット・ネグレテ(as,ts) さんの2フロントに 小美濃悠太(b) 北沢大樹(ds) さんのリズム隊です。
▶人気の瑶子さんのお誕生日ライブということでお店は満席状態!! お客さまに感謝を込めて張り切っての演奏でした。まずはピアノソロの即興演奏で気持ちの良いピアノの音色が店内を包み込み、その後メンバーが参加して熱い演奏が繰り広げられました。演奏曲は瑤子さんのオリジナル曲ほとんど。どの曲も彼女らしい素晴らしい曲でした。
まずは演奏曲から
▶1st.set…
完全即興ピアノソロで♪Improv (即興)/チック・コリア♪Wingbeats (羽ばたき)…旋律は優雅だが変拍子の緻密な構成/鈴木瑶子作♪The X-Crossing (交差点)/鈴木瑶子作♪3 MAKIs for 4 /鈴木瑶子作♪Tipsy Whimsy (ほろ酔いの気まぐれ)。
▶2nd.set…
鈴木瑶子作♪Walking 3 (Tricolored Bubbles=3つの泡)/鈴木瑶子作♪Softly ?(演奏曲については倉田レポートを参照)/小美濃悠太作♪Sarcophagus (石棺)/スタンダード曲レイ・ヘンダーソンのバラード♪Old Pal…Bye Bye Blackbird の作者/北沢大樹作♪IBUKI (息吹)/アンコール曲は♪Paths Intertwined (絡み合う小径)…タイトルはメンバーの音の会話をイメージ?
◉詳しい演奏ステージの様子はご常連の倉田さんが投稿してくださったので転載させていただきます。
===【倉田レポート】===
ピアニスト・作/編曲家 鈴木瑶子さんのバースデーライブで、鈴木さんのオリジナル曲を中心に、小美濃さんのオリジナル曲とスタンダード曲も交えて演奏されました。特にバースデーライブということで、鈴木さんが大好きな仲間と演奏したい曲を選曲されたそうです。
▶予約が70名を超え締め切りとなり、通常使わないスペースも含めすべての席が埋まる完全な満席で、会場は熱気に満ちています。京子ママが開演を告げると拍手の中、鈴木さんが一人でステージ登場。ご挨拶をされ新しい歳になった一曲目はソロの即興で、Make a wish の気持ちを込めて演奏したいと思います、と話してピアノの前の椅子に座ります。
▶柔らかく潤いを感じさせる音でピアノを弾き始めます。暖かい日のデイタイムライブで、春らしい色彩豊かなメロディーを弾いていきます。静かな表情で、前を真っすぐに見ながら弾き、少しずつ音が大きくなって情感を増し、再び小さく可憐な音で弾いていきます。顔を上げ綺麗な情景を描くように演奏していくピアノの音色が、一際美しく響きます。
少し速度を上げ、歌うように弾き、いつの間にか華やかな演奏になっています。前後の動きが大きくなり、躍動しながら弾き、瑞々しい音を響かせ、即興とは思えないような物語を紡いでいきます。素晴らしい即興演奏になりました。
▶そのまま鈴木さんがピアノを弾き始めると、小美濃さんと北沢さんが登場。小美濃さんが滑らかにベースを弾き、北沢さんがシンバルを叩き始め、トリオで軽快に演奏を進めます。鈴木さんのピアノソロに、小美濃さん、北沢さんが寄り添うように並走。鈴木さんが二人を見て微笑みます。小美濃さんはくっきりとした音でベースソロを弾き、速度を上げぐんぐん弾き進み、弦を弾く音を踊らせるように弾いていきます。アンサンブルではこの日のお天気のように暖かく、明るく楽しい音楽を聴かせます。
▶渋谷の交差点を人の間を縫うように小動物が走り抜けると、いうイメージの♪The X-Crossing を挟み、石川さんとデビッドさんが登場。鈴木さんはその場で予定していた曲の順番を変え、♪Tipsy Whimsy→♪3 MAKIs for 4 という順で演奏されました。フロントに立つ石川さんのトランペット、デビッドさんのテナーサックスが加わると、さらに色彩豊かな演奏になりました。
▶デビッドさんは本来はアルトサックス奏者ですが、近年テナーサックスも吹かれるようになり、この日は鈴木さんのリクエストでテナーサックスとソプラノサックスを演奏されました。
▶お馴染みの♪3 MAKIs for 4 は、トランペットとテナーサックスが加わり、これまでとは大きく異なる印象になりました。石川さんは豪快な演奏が魅力ですが、常に音量に気を使い繊細に華やかな音色を響かせます。終演後に「今日はいくら大きく吹いても大丈夫な編成でしたね」と伺うと、「それでも観客が聴きやすいように80%に抑えている」とのことでした。
▶デビッドさんは、テナーソロでリズミカルに吹き、強度と速度を増してスリリングな演奏を披露されました。トリオが全力疾走で並走し、小美濃さんと北沢さんが楽しそうに笑顔を交わします。この日はお二人とも終始笑顔で演奏をされていたのが、とても印象的でした。
▶2nd. セットに入ると、まずトリオで登場。軽快で拍子の変化が楽しい♪Tricolored Bubbles では、鈴木さんが自由奔放なピアノ演奏で始まり、小美濃さんが多彩な技を見せつけるようなダイナミックなベースソロで観客を魅了します。微笑みながら指先を弦の上で走らせ、緩急を付け独特の抑揚で弾いていくと、鈴木さんが大きな笑顔を小美濃さんに向けます。
▶石川さんデビッドさんが登場し、ずっと砂浜を歩いていくような曲という♪Walking, Walking, Walking の演奏になりました。鈴木さんが柔らかい音色に強い想いを込めて弾くピアノに、四人が寄り添うように演奏していきます。ゆっくりと弾く小美濃さんのベースの音がとても美しく響きます。
▶朝起きるのが苦手という鈴木さんが、快適ではない気持ちを♪Softly, As In A Morning Sunrise で表現するという♪Softly ? に続いて、小美濃さんのオリジナル曲♪Sarcophagus 演奏になりました。鈴木さんが演奏したかったという曲で「石棺」という意味のタイトルだそうです。
▶小美濃さんがアルコで演奏を始めます。弓を弦に当ててすっと弾いて放し、不協和音を交え指に替えて勢いよく弦を弾きます。親指で弦を掃うように弾き、速度を上げて残響を操ります。鈴木さんのピアノソロでは、鍵盤に顔を伏せミステリアスな曲調を弾いていくと、北沢さんのリムショット シンバル 小美濃さんの太いベースの音が並走します。鈴木さんは顔を伏せたまま、凄い力感で弾き進み、強いタッチで爆走していきます。フロントのお二人が加わり、アンサンブルから北澤さんのドラムソロになり速度感豊かに次々とドラム シンバルを叩き、小美濃さんが北沢さんを楽しそうに見ながらベースで並走します。♪Kukulkan 同様に、神話の世界に誘われるような曲でした。
▶鈴木さんのトリオに、石川さんのトランペットとデビッドさんのサックスが加わった編成は初めてですが、バラード曲♪Old Pal でも、お二人が創る叙情的な雰囲気、郷愁を煽る演奏は素晴らしいものでした。
▶♪IBUKI は、先日のソロピアノライブで初めて披露された曲ですが、♪Monochrome、♪Longing に匹敵する名曲になりそうな予感を感じさせます。鈴木さんが心地良いフレーズを弾き進み、大きく歌うように叫ぶように弾いて、まさしく「息吹」を感じさせる物語を描いていきます。小美濃さんのベース、北沢さんのドラムスが並走し、石川さんのトランペット、デビッドさんのサックスが情感を大きく増幅します。鈴木さんが大好きな仲間と演奏して過ごしたい、いうバースデーライブにふさわしい一曲になりました。
▶そのまま大きな拍手が手拍子に変わり、バースデーケーキが登場します。鈴木さんがローソクを吹き消して、満席の観客 BODY&SOULのスタッフ 共演者の皆さん全員で、鈴木さんのお誕生日をお祝いしました。
▶これまでに出会ってきたひとたちを想い感謝の気持ちを綴った♪Paths Intertwined をアンコール曲として演奏して、この日の特別なライブを結びました。
▶鈴木さんは今年も新しいアルバムのリリースを予定されていて、その発売記念ライブを ここBODY&SOULで8月16日に開催されるそうです。

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