デイリーレポート

人と会って話すことの大切さを改めて考えた週末の夜

▶3月最後の週末昨夜は、伊藤君子(vo) さんとバッキングトリオ 片倉真由子(pf) 坂井紅介(b) ジーン・ジャクソン(ds) さん。真由子さんは1ヶ月以上ぶりの出演でした。というのもオランダ公演に行くはずだったのですがコロナでキャンセルになり、さらに濃厚接触者になって2週間の自宅待機になっていたのです。久しぶりに人と会って演奏できる喜びを味わったとおっしゃっていました。ペコさんも久しぶりのライブで、お気に入りの信頼できるメンバーで、とても嬉しそうでした。
▶ミュージシャンも、お客さまの顔を見ながらその反応を感じて歌い演奏するライブステージは、当節はやりのリモート配信では代わりが効きません。私もお客さまの表情を見て、その夜のパーフォーマンスの出来を感じ取ります。ヴォーカルは一人ひとりのお客さまとの対話のようなところがあり、一番わかりやすいですね。ペコちゃんとはもう40年以上、お互いの人生を見てきていて、大切な友人でもあります。昨夜の終演後は、真由子さんが久しぶりでしたので女子会のような感じでおしゃべりしていました。特に一人暮らしの方には、会話は食べることと同じように大切で必要なことのようです。
▶1st set…♪Can’t Help Lovin’ Dat Man (愛さずにはいられない)、♪I Didn’t Know What Time It Was (時さえ忘れて)、♪Alfie、♪Quiet Nights of Quiet Stars、シナトラナンバー♪Nice ‘n’ Easy、♪How Do You Keep The Music Playing ?…久しぶりに聴きました。♪I Cried For You。
▶2nd set…「晴れた日に永遠が見える」より♪On A Clear Day、♪I’m Glad There Is You (あなたがいてくれてよかった)、♪I Only Have Eyes For You、♪The island、♪Black Coffee、♪愛燦燦、♪It Don’t Mean A Thing (スウィングしなけりゃ意味ないねデュワッ･デュワッ)、アンコールはレオン・ラッセルの♪A Song For You。選曲のテーマは…今回は難しいです。