デイリーレポート

張り詰めた緊張感が心地よい店主冥利に尽きる素晴らしい演奏

▶昨夜は私も楽しみにしていた《デビット・ブライアント トリオ》デビット・ブライアント(pf) マーティ・ホロベック(b) 石若駿(ds) さん。このトリオの演奏の凄さに、店内に張り詰めた緊張感が漂い、私が若い頃にこの感じを味わいたまらなく心地よかったのを思い出しました。お客さまもコアなジャズファンが多く、皆さん息を飲むように聴き入っておられました。デビットさんは手がそんなに大きい方では無いと思いますが、ピアノの音が粒々と立って、芯の音が聴こえて来ました。ドラムセットを前に出して、アイコンタクトが通じる位置にセットした石若さんのドラムスも素晴らしいサポートでした。
▶デビットさんは曲名を告げず音出しをして、それにマーティさんと石若さんが即乗って付けていく、ジャジーな素晴らしいコンビネーション。目の前でこのような演奏が聴けるなんて、ジャズクラブの店主冥利に付きますね。コロナ禍で累積していたストレスも吹っ飛びました。【BS-JS レーベル】でのリリースも考えています。当店、次回のデビットさんのトリオは2/22(月)です。今から楽しみです。
★実は、いつもライブ中継を Twitter で中継配信していたのですが、音質に不満があったので You Tube の当店の登録サイトから中継配信することにした、昨夜はテスト初日で、いい音質でお楽しみいただけたようです。まだ本格的ではなく機器のテスト中ですが、もうすぐこれまでよりいい映像と音質で配信できると思います。追ってご案内いたします。もうしばらくお待ち下さい。
▶1st set…テナー奏者デヴィッド・マレイ デビット・ブライアント アレンジ♪Murray Steps、デビット・ブライアント作♪Deep Sea Diver、D.ブライアント作♪Pinot & Imo、W.ショーター♪Infant Eyes、ジミー・ヴァン・ヒューゼン作D.ブライアント アレンジ♪Like Someone In Love。
▶2nd set…D.ブライアント作♪Nita Pine、大坂昌彦作♪Pine Fields、ラルフ・タウナー♪Tramonto、 ガイ・ロンバード作D.ブライアント アレンジ♪Sweet & Lovely、アンコールはD.ブライアント作♪Avitas でした。