デイリーレポート
いろんな認識を新たにした素晴らしいステージ
▶昨夜は日曜日でしたが、TOKUさんの出演日でした。メンバーは TOKU(vo,flh) さんと、デビット・ブライアント(pf) マーティ・ホロベック(b) 菅野智昭(ds) さんのトリオに、デビット・ネグレテ(as) さんが後半にゲスト参加したステージ。演奏曲は、この2月フランスで録音しコロナ渦中にリリースした「TOKU in Paris」の中からの曲を主に演奏しました。アルバムのジャケットの雰囲気はこれまでとちょっと違う感じで、彼らしさが出ていてNYよりもパリがよく似合うと思いました。声も低音から高音まできれいに前に出ていて、シンガーとして成長しているのを感じて嬉しくなりました。それに、作詞・作曲の才能がとても豊かなことを再認識しました。これから円熟期に入っていく年齢ですが、これからが楽しみです。
▶デビットさんのピアノは、とにかく音が立って、そのピアノの鳴りと響きの素晴らしさに圧倒されました。真由子さんがNYにいる時、彼のピアノに感動し、出ていたクラブによく聴きに行った、と言っていたことを昨夜も再認識しました(12月17日に彼のリーダートリオをブッキングしました、乞うご期待)2nd ステージで入ったネグレテさんのアルトも、このメンバーによくフィットして気持ちのいいステージでした。いつもなら満席になる TOKU さんのステージですが、皆さんコロナに対し用心深くなっているようですね。
▶1st set…サラ・ロングマン作♪She Comes Back Again…サラさんは仏の女性ボーカリスト、サラ・ロンクマン作♪After You、TOKU作♪Nuagex (花曇り)、TOKU作♪Still In Love With You、ミシェル・ルグラン作♪I Will Wait For You、TOKUさんのいわば十八番♪Fly Me To The Moon。
▶2nd set…シャンティ&TOKU作♪Love Is Calling You、TOKU作♪Strollin’ In Paris、エイミー & Toku 作♪I Think I Love、TOKU作♪Be Careful、TOKU作♪Closing、アンコールはサラ・ロングマン&TOKU 作♪Blue Smoke。
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