デイリーレポート
盛り上がったステージに聴き手が少なく切ない気持ち
▶昨夜は《上田裕香ブラジリアン・ナイト》メンバーは 上田裕香(vo) 小畑和彦(g) コモブチ・キイチロウ(b) ダニエル・パエデール(ds) さんです。久しぶりの裕香さんのステージで私は楽しみにしていた今回は、ベテラン小畑さんのギターとコーラス入りで盛り上ったステージでした。ブレーキとアクセルと両方踏んでいると評される行政下で、皆さま発表される数字には敏感に反応されているようでキャンセルされる方も多く、せっかくの楽しいステージも聴き手が少なくて残念でした。裕香さんは、とてもお似合いの紺色ドレスに身を包み髪も短くされて素敵でしたよ。そうしてミュージシャンの皆さまは、演奏できるだけで幸せです、と言って下さり、私は切ない気持ちになりました。
▶1st set…小畑和彦作♪Central River…フルーティスト中川昌三さんに捧げた曲で「中川」の直訳です。小畑和彦作♪パリの散歩道。リオのギタリスト バーデン・パウエル♪Cai Dentro…故エリス・レジーナのバージョンで有名な曲。バーデン・パウエル♪Samba Em Preludio…キミのいない人生のなんと無意味なことか。ジルベルト・ジル♪Amor Ate O Fim…愛が終わるまで。ブラジルの歌手ギタリスト作曲家エドゥ・ロボ♪Casa Forte…「要塞」リズムのみで歌詞がない明るい曲。エルトン・メデイロス♪Pressentimento…「予感」ブラジル出身の女性歌手シモーネの歌が有名ですが裕香さんの歌も素晴らしかったですよ。
▶2nd set…♪インスト2曲演奏の後、裕香さんが入ってシヴーカ♪ Reunião de Tristeza…貧しい人の苦しみを描いた曲で裕香さんのアルバムにも収録されています。ピシンギーニャの代表作♪Carinhoso…ブラジル第2の国歌と言われているそうです。エドゥ・ロボ♪Corrida de Jangada…小舟が疾走する様子。ジョアン・ドナート♪Ate Quem Sabe…誰も知らないその時まで。トッキーニョ♪Escravo da Alegria…「喜びの奴隷」でした。全てポルトガル語ですので裕香さんが解説入で書いてくださったメモをそのまま掲載させていただきました。
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