デイリーレポート
演奏がもったいない寂しい客席が続く日々
▶奥平さんがサイドメンバーを仕切り直した 奥平真吾(ds) 岡淳(ts) 堀秀彰(pf) 古木佳祐(b) さんのクァルテットに+1はギターの馬場孝喜(g)さんの《奥平真吾 THE NEW FORCE+1》今年はじめての当店演奏でした。演奏曲はスタンダード曲がほとんどで、奥平さんと馬場さんの曲が2曲演奏されました。皆さん音色が綺麗でバランスの取れたとても良いジャズサウンドでした。
▶真吾さんは、お父様がケニヤで事業をされてしていた関係でケニヤで幼少時を過ごし、少年時代からテレビなどで天才ドラマーと紹介され、NYに長い間住んで活躍後帰国されて以来、いつもお父様がご夫妻でお店にもご来店され応援されていました。でも昨夜はそのご両親もコロナ禍でお見えにならず、聞くと90歳を過ぎておられたんだとか。そんなお歳には見えませんでしたが…天才少年 真吾さんももう50代の半ばですが、すごく若くみえるのはDNAなんでしょうね。
▶1st set…D.エリントン♪Take the Coltrane…コルトレーンとエリントンの唯一の共演アルバムに収録されている曲でタイトルは「Take the A-train」のもじり。馬場孝喜作♪Look Up Into The Sky…この曲にはメロディーに「ソラミレド」の音階が入っていてるのでそれをモジった邦題「空見れど」を英語にした洒落たもの。T.モンク♪Hackensack…モンクがこの曲をレコーティングしたスタジオがニュージャー州北部の都市ハッケンサックにあったことから。スタンダード曲バラード♪You Don’t Know What Love Is。ベニー・グッドマンの♪Seven Come Eleven…80年も前の曲です。
▶2nd set…ピアノトリオでH.ハンコックの♪Dolphin Dance、ボブ・バーグ♪Friday Night At The Cadillac Club。ピアニスト ホレス・シルバーの♪Peace…岡淳さんフルートを吹く。奥平真吾作♪Blues Thsth…20年前にNYにいる時に作曲、A.C.ジョビン♪No More Blues。アンコールはビクター・ヤング♪Love Letters…前のCD収録曲。8/27 に奥平さんの新しいアルバム「No More Blues」が発売されます。乞うご期待 !!
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