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デイリーレポート

改めて人間の声の表現力の素晴らしさを再認識

改めて人間の声の表現力の素晴らしさを再認識

Kyoko

2019年10月28日 月曜日

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▶1年に一度メンバーの予定が揃うかどうか…そんな三人のシンガーが揃って昨夜一年ぶりのライブができました。《TOKU H.I.T》ユニット、ボーカリーズ・メンバーは TOKU(flh,vo) マヤ・ハッチ(vo) 伊藤大輔(vo) さん。バックメンバーは 石井彰(pf) 楠井五月(b) ジーン・ジャクソン(ds) 久しぶりに聴きました。改めて人間の声の表現力の素晴らしさを感じました。三人の個性もほどよく感じられ、気持ちの良いサウンドが店内を満たし、お客さまとステージが一体となって楽しみました。皆さん久しぶりの共演ですが、いつも演奏しているような感じで、込み入った曲も素晴らしいハーモニーで楽しめました。マヤさんは、前日アメリカから帰ってきたばかりなのに時差ボケもなく、しっかり歌われました。この三人のユニットには、もっと活躍してほしいと思いましたが、皆さん海外に行ったりして多忙なのです。せめて1年に2回は聴きたいですね。
▶終演後、マリオン・カウィングスさんとピアニストが一緒にいらっしゃいました。マリオンさんは、かつてNYフィルをバックに歌うソロ・ボーカリストに選ばれ、NYU(ニューヨーク大学)のジャズボーカルコースの設立に携わり教鞭もとられた歌手。歌の極意を教えに何度か来日していて、昨夜は今年のワークショップを終えてその帰りだそうです。TOKUさんもマヤさんもご存じで、カウンターでマヤさんが少し歌うと、つられて一緒に歌っておられました。もう少し早くいらしたらシット・インできたのに…と悔やまれました。彼はマンツーマン・レッスンもされているので、今度ぜひ、ここで当店でワークショップを行いたい、とおっしゃっていましたよ。
▶1st stage…♪Charleston Alley、♪Caravan、♪In A Mellow Tone、♪Moanin’、♪Everybody’s Boppin。
▶2nd stage…♪Hi- Fly、♪What Am I Here For、♪Where Are You、♪Moody’s Mood For Love、♪Walkin’、♪Heaven’s Design、♪The Gahtooze。アンコールは、♪The New ABC でした。伊藤大輔さんと山口有紀さんの10年ほど前の「トミー・キャンベル ヴォーカル セッション」で聴いた曲もあり、懐かしく思い出しました。

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