デイリーレポート
伸びやかなよく透る声で説得力あるブラジル音楽を熱唱
▶もう大渋滞が始まったとか…お盆休みに入って都内もこの暑さと帰省で街の人通りも少なくなりました。そんな昨夜はゲストシンガーに上田裕香さんを迎えた《大口純一郎ブラジリアン音楽》大口純一郎(pf) コモブチ・キイチロウ(b) ダニエル・パエデール(ds) さん。渋いジャズピアニストの大ベテラン大口さんですが、実はブラジル音楽にも精通されていて、裕香さんは大口さんのピアノが大好きで当店では時々このメンバーで歌われます。ドラマーのダニエルさんは、シルク・ド・ソレイユの音楽監督でしたが、日本公演で日本が気に入って住み始め、今は日本の女性と結婚されていて、このユニットメンバーで時々当店に出演されています。ブラジル音楽はドラムが良いと活き活きとしますね。お盆休みでお客さまもそう多くない客席でしたが、裕香さんのお父様と里帰りでNYに住んでおられるお姉様が一緒にいらしてくださいました。お父さまは、娘二人に囲まれて嬉しくてつい飲みすぎてしまわれたようでした。男親にとっては、娘というのはいつまでも可愛い存在なのですね。サウンドが温かく、裕香さんのボーカルも声がよく出ていて説得力があり、とてもいいステージでした。演奏曲名は、裕香さんが丁寧に解説をつけて書いてくださいました。ポルトガル語が多い曲名なのでとても助かります。ありがとう。
▶1st stage…ブラジルの音楽家ジョニー・アルフ♪Rapaz de Bem、ルイス・エサ♪The Dolphin、♪Boneca de Palha (藁人形)。ボーカルが入ってピシンギーニャ作♪Carinhoso (優しい人)、♪Amor E’ Demais (愛の祭典)、沖縄の曲♪童神 (わらびがみ)、ジャバン♪Flor de Lis (百合の花)。
▶2nd stage…エドゥ・ロボ♪Ponteio、ミルトン・ナシメント♪Tarde。ここからボーカル入ってバーデン・パウルの♪Cai Dentro (かかってこい !! )、ミルトン・ナシメント♪Travessia、裕香さん作♪僕の名は…僕は彼女の飼っている犬だそうです。ジルベルト・ジル♪Amor Ate O Fim (愛 人生の終わりまで)、♪Upo’ lleguinho (黒人の子供のこと)、アンコールはA.Cジョビン♪So danco Samba (サンバを踊ろう !! ) でした。
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