デイリーレポート
初顔合わせも意気投合した若者たち次回も楽しみ
▶雨で始まった令和。それにしても例年になく寒いGWの5月初日。当店の令和初日は、男性ボーカリスト 宮坂俊行(vo) さんの「スタンダード曲特集」でした。バッキングメンバーは 田窪寛之(pf) 若井俊也(b) 山田玲(ds) さんの若手トリオ。これまでトリオメンバーそれぞれは共演されていますが、トリオとしては初顔合わせ。宮坂さんも初めてでしたが、そこは若者です、リハーサルの時からみなさん意気投合してとても良いステージになりました。宮坂さんはスタンダード曲をクセのない綺麗な声で丁寧に歌うので、共演ミュージシャンにもお客さまにも好感を持たれておられました。
▶1st stage…ミュージシャンカルのソングライター ジューリー・スタイン作シナトラ・ナンバー♪Just In Time、ナット・キング・コール♪Sweet Lorraine、ビング・クロスビーの♪It’s a Sin to Tell a Lie (嘘は罪)、ニーナ・シモン♪ If I Should Lose You、リチャード・ロジャース♪Blue Moon、ポップジャズの貴公子 マイケル・ブーブレ♪Moondance、シンディ・ローパー♪Time After Time、スタンダード曲♪That’s All…7拍子のアレンジが素敵でした。
▶2nd stage…ヘンリー・マンシーニ♪The Days Of Wine And Roses、クラシックの作曲家アレック・ワイルダーの作品♪Moon And Sand、グラミー賞歌手ブルーノ・マーズの♪Just The Way You Are、コール・ポーター♪Just One Of Those Things、ホーギー・カーマイケル♪Star Dust、作詞家でもある作曲家ジョニー・マーサーの♪I Remember You、コール・ポーター♪I’ve Got You Under My Skin、アンコールは♪She…私の好きなヒュー・グラントとジュリア・ロバーツの「ノッティングヒルの恋人」が頭に浮かびとても印象的でした。
▶1st セットが終わった時に、宮坂さんが私に「皆で相談したのですが今後このメンバーで出演したい」とリクエストがありました。もちろん私は OK 。ところが皆がスケジュールを検討すると仲々思うようにいかず…ひと苦労のようでしたが、秋に出来ると思います。男性ボーカリストが少ないジャズ界ですが、彼は性格も素直で優しく勉強家です。次回はもちろん、先々とても楽しみですね。
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