デイリーレポート
MCも演奏も安心して楽しめるステージも客席が寂しく残念
▶昨夜はブルーノート東京で久しぶりで行われた「小曽根真トリオ」に顔を出しました。古くからお店に来てくれている ジェームス・ジーナス(b)、クラレンス・ペン(ds) さんにもご挨拶し、3曲だけ聴いてました。このメンバーによる10年ぶりのトリオ演奏は、まさに繊細で素晴な音の会話で、新たに感動しました。
▶後ろ髪引かれながらお店に戻りました。こちらは《近藤和彦クァルテット》 近藤和彦(as) 田中菜緒子(pf) 上村信(b) 大坂昌彦(ds) さん。菜緒子さんは初参加でしたが、少しのリハーサルで近藤さんのオリジナル曲も立派に弾きこなしておられました。近藤さんのMCでスタンダード曲と近藤さんのオリジナル曲を演奏。小曽根さんの方にお客さまをとられたようで、少し寂しい店内で残念でした。
▶1st.stage…コルトレーンとジョニー・ハートマンのが有名な♪Autumn Serenade、♪September in the Rain…アップテンポにアレンジされていました。近藤作♪The Oriental Zodic (十二支のこと)…「歳男」に何が起きるか?近藤さんソプラノサックスを吹きました。近藤作♪Our Prayer、♪Sweet and Pungent。
▶2nd.stage…B.ストレイホーン♪Lush Life、911の後に書いた近藤作♪Unexpected、スタンダード曲♪Tha Shadow of your Smile…いつ聴いても良い曲ですね。ソプラノサックスで吹いた♪The Peacocks…私はソプラノ・サックスでは初めて聴きましたがとても綺麗でした。近藤作♪Block by Block…何事も積み重ねが大切と自分自身に思っている、それを曲にしました、と近藤さん。アンコールは♪September Song。さらに、聴きにいらしていたデビット・ネグレテさんを呼び出して2アルトでD.ガレスピー♪Blue’n Boogie で楽しく終わりました。
読者の投稿