デイリーレポート
スケール感グルーブ感が違うNYサウンドに酔った夜
6月最初の【BODY&SOUL Special】は《大野俊三 &NY Friends》昨秋以来の来日、大野俊三(tp) さんと デビット・バーグマン(pf,key) さん、そして 古木佳祐(b) ジーン・ジャクソン(ds) さん。俊三さんはマルチアダプターを持ち込んで音の幅を広げ、デビットさんもキーボードを持ち込んで演奏。全編オリジナル曲でしたが、もの凄く聴きやすくて音色も良く、リズムがはっきりしていて、とにかく気持ちのよい演奏でした。
昨夜はウチの松岡シェフがお休みで、前半、私は厨房に入って作業しながら聴きました。目前で直接聴くより、かえって本質が分かることもあります。さすがNYで活躍するニューヨーカーが三人集まると、普段聴いているグルーブがひと味違違って聴こえ、驚きました。1st,セットには秋田慎治さんが、2 nd セットには TOKU さんが聴きにいらして、感動されていました。TOKU さんは俊三先輩に楽器のことをいろいろ聞いていました。TOKU さんてホントに向上心が旺盛ですね、いつも感心します。私も久しぶりにNYサウンドのシャワーを浴びて、疲れも吹き飛ぶ気持ちよさでした。
1st.stage…♪All In One、♪Easy Does It、♪Tairyou-bushi(大漁節)…日本のフレーズが入っていました。1曲が長いので1セット3曲でしたが、全部が良い曲で素晴らしい演奏に、あっとゆうまに時間が過ぎました。
2nd.stage…♪Leas Run、♪Alone Not Alone、♪Sea Breeze、♪Musashi (武蔵)…大野さんは日本よりNYの方が随分長いので、外から見て日本の良さを感じるのでしょうね、日本の文化を大切にされていることが作品のモチーフにも表れています。アンコールはジャズの名曲♪Stella By Starlight…アレンジが口では表現できないほどカッコイイ !! お酒を飲まない大野さん、終演後はピザを美味しそうに食べておられました。デビットさんとジーンさんは、健康のため夜10時以降は食べないようにされているのだそうです。
読者の投稿