デイリーレポート

バランスの取れたスムーズな流れのいい演奏

▶奥平真吾さんリーダーの「The New Force」は全員の干支が午年（ウマ）です。奥平真吾(ds) 掘秀彰(pf) さん、ひと回り下のウマが 古木桂祐(b) 馬場孝喜(g) さん。そんなメンバーで、レギュラー・ユニットは管楽器が入るのですが昨夜はギタークァルテットでの出演でした。普通、ピアノとギターのメロディ楽器の組合せは、よほど同じ音楽を共有していないと音がぶつかってスムーズに行かないのですが、昨夜は全体の流れがスムーズに綺麗でとても良い演奏でした。
▶ドラマーがリーダーですが真吾さんのドラムスは、でしゃばらず全体のサウンドをしっかり聴いて支える素晴らしいサポートぶり。朝から冷たく寒い雨で週明け月曜日でしたのでお客さまの入りを心配しましたが、午後から雨も止見、このグループのファンの方がいたしてくださり、ミュージシャンも心に届く演奏を繰り広げました。
▶1st.stage…♪Love Letter、J.ヘンダーソン♪Isotope blues、H.ハンコック♪Dolghin Dance、ギターをフィチャーしてB.ストレイホーン♪Prelude To A Kiss…素敵でした。A.C.ジョビン♪No More Blues。
▶2nd.stage…2月に亡くなってしまった辛島文雄さんを偲んで彼が好きだった曲を演奏。C.コリア♪Tones For Jam’s Bones、M.ルグラン還暦過ぎに聴くといい曲♪What Are You Doing The Rest of Your Life (これからの人生)、気分を変えてT.モンク♪Hackensack…ニュージャージの町の名前で多分ここで書いた曲でしょう、と真吾さん、奥平作のきれいな明るい曲♪Ocean Blue、アンコールはF.ハバード♪Up Jumped Spring…ホントに寒くて今年の春は少しもジャンプしませんが…桜はまだでしょうか？