デイリーレポート
よくスウィングするビ・バップの正統で賑わった夜
▶今年初めての 椎名豊(pf)トリオは、ベースにパット・グリンさん、ドラムスは広瀬潤次さん。強力なリズム・セクションを得て、ビ・バップジャズの正統とも言えるストレート・アヘッドなジャズを繰り広げました。よくスウィングして、初心者からコアなジャズファンまで、これがピアノトリオ・ジャズだ「スウィングしなけりゃ意味ないね」とばかりのいい演奏でした。客席はお陰さまで満席になり、皆さん熱い演奏を大いに楽しまれました。
▶1st.stage…♪Bitter Suite、椎名作♪Summer Mist、♪Jitterbug Waltz、♪Too Late Now、♪Li’l Darlin (リルダーリン)、椎名作♪Future Swing。
▶2nd.stage…♪Broodway、1996年椎名作♪Glow It The Sunset、♪Green Chimneys、切々と奏でたバラード♪The Very Thought Of You。多くのシンガーが歌いサッチモで有名な♪I’m Confessin’ (I’m Confessin’ That I Love You 愛の告白)、♪Tuck-A-Way…椎名さんいわく「変態的ブルース」、アンコールは♪Remember でした。
▶満席のお客さまもとても満足なさって、週末の夜を暖かく爽快な気分で家路に着枯れたようでした。次回は6月27日(火)です。椎名トリオ、まだお聴きになってない方、ぜひお聴きになって、ピアノトリオのジャズの楽しさを体験なさってください。
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