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デイリーレポート

容貌のように清楚で素直な音色のサウンド

容貌のように清楚で素直な音色のサウンド

Kyoko

2017年02月04日 土曜日

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▶アルトサックスのクァルテットが続きました。当店にもたくさんのアルト奏者が出ますが、アルトという楽器は奥の深い難しい楽器で、音色が奏者によって本当に大きく違って聴こえます。当店に出る方は皆さん一流ですから後は好みの問題になります。皆さまぜひ聴き比べてみてください。ジャズの奥の深さを知るのも、またジャズの楽しさですよ。
▶その2日目は清楚な美人女性奏者の加納奈実(as,ss) さんと 若井優也(pf) 楠井五月(b) ジーン・ジャクソン(ds) さんのメンバー。若井さんと楠井さんが相談してジーンさんを選び、奈実さんに白羽の矢を立てました。若井さんは楠井さんのことを「歩くジャズ辞典」と言うほどさまざまな事を研究していて、彼と一緒だと落ち着いて集中してプレイできる、ともおっしゃってました。
▶そこにグルーブの強力なジーンさんが加わった訳ですから、悪いはずはありません。奈実さんはこのトリオに乗って気持よく演奏されました。若井さんのバッキング・ピアノは、時々胸にキュンとくるほどカッコいいサウンドを叩き出して入れますね。ちょっとエバンス風でもあって人気も出てきていて、昨夜も初めて聴いて彼のCDをお買い上げになったお客さまもおられました。
▶1st.stage…ジミー・ヒース♪Sound For Sore Ears、I.バーリン♪Remember、J.ヘンダーソン♪Slade of Jade、綺麗なバラードB.エバンス♪Turn Out The Stars、奈実さんソプラノサックスでB.エバンス♪34 Skidoo…3拍子から4拍子に滑り落ちると言う意味らしい、と若井さん。
▶2nd.stage…ピアノバックに♪I Can’t Get Started、若井作学生時代の曲♪In Love In The Rain…ジェローム・カーンのような曲が書きたくて書いた、という曲でした。ちなみにJ.カーンはブロードウェイ・ミュージカルの曲を多く手がけ例えば「Smoke Gets in Your Eyes (煙が目にしみる)」や「All the Things You Are」の作者です。C.パーカー♪Cheryl…ベースをフィーチャーしました。T.フラナガン♪he Ballad of Sad Young Man…奈実さんソプラノで。B.パウエル♪Un Poco Loco、アンコールは♪Time After Time。
▶外は昼間よりグッと冷え込んでいましたが、和やかなお店の雰囲気に皆さま気持が和らいで家路につかれました。ペコちゃん(伊藤君子さん)がブルーノート東京にクリス・ポッティー(tp)を聴きに行ってきた、と立ち寄って下さいました。若井さんは先日、彼女の歌伴をされたのでした。クリスさんのステージは豪華で素晴しくエンターテイメントしているから聴きに行くと勉強になるわよ、と。古希を過ぎて今も勉強するペコちゃん、若いミュージシャンは見習いたいですね。

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