デイリーレポート
大入り満員の中 繰り広げられた二人の音楽世界
▶藪野遥佳(pf) エフード・エトゥン(b) さんのデュオユニット《ヤブノ・エトウン・プロジェクト》の店内は、遥佳さんのご家族ご親戚の方々はじめお知り合いの方々で満席状態の大賑わいになりました。お二人はバークリーの同級生で、最初は二人とも英語が解らず、最初のジャムセッションで意気投合されたそうです。音楽は世界の共通語、楽器で会話できるジャズならではの出会いだったようです。
▶卒業後NYに住んで自分達の音楽作りに励みアルバムを制作、ツアーのための資金をネットで募ったら世界中から目標より多くの募金が集まって今回のツアーが実現できたということです。今回のツアーの最初はイスラエルの3都市で行われたようです。現地は、戦争で怖いところと思ったのに美しい街で、食べ物も美味しくとても良い所だったそうです。その後日本に来ての昨夜の当店のライブでした。それにしてもお二人の凄い集客力に現れたエネルギーシュな活動に驚きました。演奏はほとんどがオリジナル曲で、ふたりの創りだした音の世界にお客さまは熱心に耳を傾け、大満足のようでした。私は店内大入り満員で大忙し。演奏曲(特にオリジナル曲の曲名)は、しっかりメモも出来ませんでした。
▶1st.stage…初めてお二人が意気投合した記念すべきスタンダード曲♪On Green Dolphin Street、そして日本の童謡♪小さい秋みつけた がとても印象に残りました。
▶2nd.stage…オリジナル曲以外では♪Autumn Leaves、♪But Beautiful、「ジャズは即興音楽です」とベースから出て即興演奏。その後♪Moon River、アンコールは、心のこもった♪Body And Soul でした。終演後は写真を撮ったりご挨拶したり…大忙しのお二人でした。日本では、これから三重と富山に行かれるそうです。お二人やご両親、長い一日になったようですね、お疲れさまでした。ツアー、気をつけて行ってらっしゃい。
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