デイリーレポート
やはりドラマーの演出力とセンスがコンボジャズの土台を支えている
▶連休最終日は今ファーストコール・ドラマーのひとり、若き 小田桐和寛(ds) さん率いる《小田桐和寛トリオ》サイドメンは 兼松衆(pf) 寺尾陽介(b) さん。私がよく言う「コンボジャズの要はドラマーの演出力とセンス」を再認識するステージでした。音色が綺麗でよくスウィングして、サウンドの表情が豊かで、とても気持ちの良い演奏でした。
▶演奏曲も普段あまり聴かない曲もあり、小田桐さんのオリジナル曲も無理なところがなく、素晴らしいステージングでした。やはり音楽一家の中で暮らしていると違ってくるのでしょうか。お父様はクラシックオーケストラのトロンボニストで、今はフリーで活動なさっていますが、どこからも引っ張り凧の超お忙しい方。お母様はピアニスト、奥様はヴィブラフォン奏者…。今度11/12(土)に当店で、小田桐家総出のファミリーライブがあります。皆さまぜひ音楽家一家のジャズをお聴きになって下さい。きっとファンになられますよ。
▶1st.set…トランペッター ブルー・ミッチェルの♪Fungi Mama、ベーシスト ジョン・テイラーの♪Clapperelowe、アルト奏者ジャッキー・マクリーンの♪ Little Melonae、小田桐和寛作♪Don’t Be Afraid To Be Like Someone、M.デイビス♪Solar。
▶2nd.set…ミュージカル「君住む街角」より♪On the Street Where You Live。以下はすべて小田桐作品♪Everything Happened To You Has Meaning、♪Jerk Blues、♪Strugling、♪Autumn Mountain。アンコール曲も小田桐作♪Do You Like It ? でした。
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