デイリーレポート

GWを控え寂しい客席にもったいない､いい演奏

▶２カ月ぶりでレギュラーメンバーが揃った福田重男(pf)上村信(b)奥平真吾(ds)さんの福田トリオ。福田さんは布川俊樹(g)さんとのデュオツアーや「トリオ’」のツアーなど掛け持ちで忙しい春だったようです。真吾さんはティム・アマコスト(ts)さんと一緒に、オランダのベーシストのヨーロッパツアーに呼ばれて、オランダ、ハンガリー、ポーランド…などを回っていたそうです。いろんな国の偉い方とも知り合いになって、良い経験をしてリフレッシュもされたようです。そんな三人が久し振りに揃った、張り切っての演奏がとても素晴しく、お客さまも楽しまれて、大変満足されていらっしゃいました。
▶1st.stage…♪Sweetans Lovely…福田作♪Don’t Be Silly（バカ言ってんじゃないよ）福田作♪You Can Take You Can Give…ベースのアルコ（弓）が効いていました。F.シナトラのヒット曲♪All The Way、今来日中のP.マカートニーの♪Blackbird、H.ハンコック♪One Finger Snap。
▶2nd.stage…R.モーガン♪Sidewinder…いろんなBGMでよく使われるこの曲、ちなみにジャズ部門で一番売れた曲だそうです。J.ザビエル作♪Midnight Mood、福田作♪Reichel、A.C.ジョビン♪無意味な風景、P.マッカートニー♪Reed River、福田作♪Go Ahead Nigel、アンコールは♪Igzactly Like You。
▶気持の良いトリオ・サウンドでしたが、GWを控えた月曜日でお客さまが少なかったのは仕方ないかもしれません。でも、もったいないほどいい演奏でした。今年のGWは気候も良さそうです。春の宵をゆっくりライブジャズでお過ごしいただきたいですね。