デイリーレポート
サイドメンも新鮮なトリオサウンドを堪能
▶大ベテラン大口さんが、サイドメンに パット・グリン(b) 中村海斗(ds) さんを集めて結成した《大口純一郎Newトリオ》。ドラマーには20歳になった海斗さんと、ベースらしいベース パット・グリン(b) さんを起用。それぞれのサウンドの相性もよく、とても新鮮なジャズサウンドになり、お客さまの反応もとても良かったです。あるお客さまが、あの若さでこれだけ叩けるのだから10年経ったらどんなドラマーになるか目が離せないね、とおっしゃっていました。大口さんの選曲もとても良く、私も充実したライブ演奏を楽しませていただきました。
▶久しぶりに大口さんの奥様にもお目にかかれて嬉しかったです。いつもは私が曲名メモをとるのですが、昨夜は聴くことに気を取られてしまい、曲名を下さい、と奥様に言っておいたら、大口さんから大変ご丁寧な曲名メールをいただきました。大口さんありがとうございました。(曲名コメントは大口さん)
▶1st.set…サム・リヴァースの♪Beatrice、B.エバンス♪Time Remembered、ラテンとスイングリズムでW.ショーター♪El Toro、コリア初期の美しい曲 Windows。▶2nd.set…W.ショーター♪Summit…Art Blakey & Jazz Messengers のメンバーだった’60年代初頭の作品。Lee Morgan とWayne のフロントで1961の来日公演の1曲目。当時自分はまだ小学生でした。B.ハッチャーソン♪Total Eclipse…ハッチャーソンは素晴らしい vibraphone 奏者。タイトル意味は皆既日食。
B.ゴルソン♪Cool Joe Mean Joe…Quincy Jones がKiller Joe として発表、一世を風靡。ブラジルはギタリストTonihno Olta 作品♪Aqui O、♪2º East 3º West…MJQ のピアニスト、ジョン・ルイス 作曲の Blues。Randy Weston作♪HI-Fly、アンコール曲はメル・トーメの♪The Christmas Song でした。
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