デイリーレポート

多くのレパートリーで説得力ある円熟の歌

▶当店にほぼ毎月出演されるチャリート(vo)さん、毎回共演メンバーを変えの出演で、昨夜はジョナサン・カッツ(pf)中村健吾(b)ジーン・ジャクソン(ds)さんのメンバー。全員がNYで長い間活躍された強力メンバーで（ジーンさんは今も日本と行ったり来たり）英語がネイティブ同様に通じるお仲間でもあり、チャリートさんもノって伸び伸びと歌うステージでした。髪の色と同じブラウンのシルクのパンツスーツ姿がお店の雰囲気にも合って、お似合いでした。
▶1st stage…ピアノトリオ演奏で２曲♪Softly As In A Morning Sunrise、♪Old Devil Moon。チャリートさんが入ってエ.リンス♪Evolution…この曲はブラジルでレコーディングしたアルバムに入っています。♪You Don’t Know What Love Is…8ビートで歌われました。黒人歌手エスター・フィリップスが歌ってヒットした♪Andi Love Him、♪They We Never Be Another You、♪You’ve Changed…B.ホリディが歌ってヒットしましたが私はチャリートさんが歌うこの歌も好きです。C.コリア♪High Wire…ちょっと難しい曲でした。
▶2nd.stage…ピアノトリオ演奏で♪モーツアルトの子守唄〜のメドレーの後、チャリートさん登場。スタンダード曲♪Time After Time、♪Blame It on My Youth…名訳「若気のいたり」この曲は還暦過ぎたら聴くと良い曲、と言われています。スタンダード曲♪Like Someone In Love、ミュージカル「オリバー」から♪As Long As He Needs Me…多くの女性歌手が歌っています。♪Almost Like Being is Love、T.ベネットのヒット曲♪Good Life、B.ホリディが歌っている♪I Hear Music。アンコールは、♪Say It…トミー・ドーシー楽団がシナトラをフィーチャーしてベストセラーになった曲ですが、コルトレーン「Ballads」でお馴染みで好きな人が多いバラードの名曲です。ドラマティックな曲を歌うチャリートさんは独特の説得力がありますね。