デイリーレポート
オリジナル曲も素晴らしいピアノトリオの真髄
▶9月最終週の週明け月曜日、椎名豊(pf) パット・グリン(b) 広瀬潤次(ds) さんの《椎名豊トリオ》タッチが綺麗で素晴らしい椎名さん、一拍がゆったりしていい音色のベースのパットさん、弱い音から強い音まで綺麗なドラミングの広瀬さん…ピアノトリオサウンドの教科書のような洗練された心地いいジャズを楽しみました。昨夜はオリジナル曲がいつもより多かったでしょうか。今年はコロナで来日できなかったテナー奏者、ティム・アマコストさんがNYで椎名さんのオリジナル曲を何曲か演奏した際、大好評だった、と言ってたことを思い出しました。
▶ティムさんによると、NYはジャズクラブが全部休業で、ミュージシャンは大変な状態。皆さん日本に来たがっているようですが、来日できても2週間は自粛しなければならず、そのコストが大変でそれも出来ません。リモート配信で僅かな収入を得ている人もいるようですが…。当店もお店を開けても客席がほとんど埋まらずお店もミュージシャンも大変な状態です。でも今、一生懸命勉強している若いミュージシャンのためにも、演奏できる場を守っていきたいと思うこの頃です。
▶1st set…サム・ジョーンズ♪Bitter Suite、T.モンク♪Introspection、マーカス・ロバーツ♪The Arrival、椎名豊作♪Walkin’ In The Clouds、B.ストレオホーン♪Isfahan、椎名作♪Future Swing、椎名作♪Hittin’ the Trail。
▶2nd set…椎名作♪Dance Swing、椎名作♪Glow of The Sunset、椎名作♪Beyond The Horizon、H.マンシーニ♪Dreamsville、椎名作♪Tuck-A-Way、椎名作♪Subconsciousness…広瀬さんタンバリンを叩く。アンコールは椎名作♪I’m Confessin’ でした。
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