デイリーレポート
人柄が表れた温かいジャズを堪能
▶当店2月に出演してから2回目の《池田篤クァルテット》メンバーは 池田篤(as) 熊谷泰昌(pf) 池尻洋史(b) 濱田省吾(ds) さん。主にリーダーの池田さんの曲を演奏します。アルトサックスの美しい音色が心地よく、オリジナル曲も聴きやすい曲です。お嬢さんのダンスに合わせた可愛い曲が私は大好きになりました。池田さんの温かい人柄が感じられる気持ちの良い演奏を楽しみました。
▶梅雨入りしてじっとりした雨になった土曜日、このご時世でお客さまはいらしてくれるか心配でしたが、このサウンドがお好きな方がいらっしゃり、ゆったりした客席で週末の夜を満悦され、ホッとしました。国立音大出身の元生徒、中山さんと、NYで活躍中ですがコロナ禍で帰国した片山さんが池田先生のステージを聴きにいらしてシットイン。充実した夜でした。
▶1st set…♪His Way of Life in…早いものでもう3年になります寝、故辛島文雄さんに捧げられた曲に彼の笑顔が脳裏に浮かびました。♪Little Bird Blues (小鳥のブルース)、♪Newspaper Man…2年前に亡くなった新聞記者だったお父様に捧げられた曲。♪Bread and Soup…これは、Body And Soul を意識して作曲されました。辛島作♪Spicy Island…辛い島です。すべて篤さんの曲です。
▶2nd set…♪Is it Me?…わたし?、♪Ugan (御願)…沖縄のお祈り、♪She Likes To Dance…娘のために作曲、ヴァン・ヒューゼン作♪Darn That Dream (いやな夢)、S.ロリンズ♪Oleo…国立音大の元生徒さん 中山拓海(as) 片山士駿(fl) さんがシットイン。ブラジルの曲♪Folhas Secas (枯葉のサンバ) でした。
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