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デイリーレポート

本領発揮し今後が楽しみな説得力あるプレイ

本領発揮し今後が楽しみな説得力あるプレイ

Kyoko

2016年03月19日 土曜日

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▶栗林すみれ(pf) 金澤英明(b) 石若駿(ds) さんのトリオ。すみれさんの当店でのトリオ演奏は今年初めてでした。真ん中のお父さんが2人をしっかり支えている、そんな「父と長女と末弟」のような世代のトリオでしたが、娘も息子も優秀でとても気持の良いピアノトリオでした。
▶すみれさんも2枚目のアルバムを出してから素晴しい進歩をしていますね。しばらく彼女のトリオ演奏を聴いていなかったので、とても新鮮で説得力のある演奏を聴くことができました。駿さんのアルバムも大好評でヒット中です。日本にも素晴らしいドラマーが出て来た、と小曽根さんも彼のプレイを褒めておられましたが、いま色んなバンドから引っ張りだこで、先月は日野皓正さんのバンドでパリまで演奏に行って来ました。大ベテランと若き俊才、このしっかりしたリズム隊に乗って、本領発揮のすみれさんでした。
▶1st.stage…C.ヘイデン♪Mary Hartman、すみれさんがミャンマーの民族音楽に感化されて作ったという♪Por toda minha vida、すみれ作♪Memories of Tomorrow、
高校生のとき通った山の上の学校に行って来て作曲した♪Home Away From Home、すみれ作♪Wild Tales。
▶2nd.stage…W.ケリー♪Make The Man Love Me、すみれ作新曲♪Azure、富樫雅彦作♪ワルツステップ…フリージャズの富樫さんがこんなに美しい曲を書いていたのを知り驚きでしたが、すみれさんはよく勉強されていますね。すみれ作♪Da Da Da…駿さんが活き活きして叩いていましたよ。石若駿作♪Professor “F”、アンコールはピアノソロで♪Nearness of You…とても良かったです。若い人は色んな事をどんどん吸収して進歩が速いですね。これからが増々楽しみです。

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