デイリーレポート
放浪詩人の本領発揮の気持ちいいワールド音楽のステージ
▶昨夜はほぼ満席に埋まった人気ギタリスト 小沼ようすけ(g) さんのトリオステージ。サイドメンは当店初出演のカイ・ペティート(b,vo) さんと時々出演されていた大村亘(ds)さん。大村さんはインド音楽に魅せられ、コロナ前はインドの打楽器「タブラ」を現地に行って習っていました。昨夜はそのタブラを持ち込んで、各ステージのオープニングに演奏されました。が、タブラは床に座って叩く楽器で、後ろの客席からは姿が見えません。でもビートルズも取り入れたことがある多彩で気持ちのいい音に、皆さん聴き入りました。私などは、いい音色にこのまま寝入ったらどんなに気持ちが良いだろう、と思うほどでした。
▶ようすけ さんも「旅するワールド詩人」の本領発揮。多彩なご自分のオリジナル曲を気持ちよく演奏されました。カイさんは当店初登場でした。ようすけ さんのご近所にお住まいでご両親とも外国籍で英語も堪能で、1曲歌われました。とても気持ちのいいサウンドが店内を満たし、アンコールが終わっても皆さま余韻を楽しんでおられるようで、すぐ席を立つ方が少ない夜でした。
▶1st.set…タブラの音からオープニング。♪Flowing(海の曲)、♪Remember Me (Songe Mwen)…フレンチカリゴの島グアドループ スタイルの曲。♪The Elements、♪ムンカヘレ。
▶2nd.set…タブラの音からオープニング。♪Moai’s Tihaiイ…インドのトラディショナル フレーズ からインスパイアされた曲。♪Frend And Lover…カイさんの弾き語りをフィーチャー。♪June 7th…この日はようすけ さんのお父様の命日で Cマイナーのブルースが好きだったお父様に捧げた曲。アンコール曲は♪Flyway…「渡り鳥の空路」という意味。
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