デイリーレポート

私の青春時代が彷彿され堪能したドラマーがリーダーらしい ｢これぞジャズ｣!!

▶週明け月曜日は《村上寛リーダークァルテット》レジェンドドラマー寛さんが選んだサイドメンバーは 西尾健一(tp) 楠直孝(pf) 伊藤勇司(b) さん。さすが寛さんが選んだメンバーたちで ｢これぞジャズ｣!!。私の青春時代を思い起こさせる演奏でとても良かったです。
▶リーダーの寛さんとは本当に長いお付き合いで、彼はいま70代後半ですが、とてもそうと思えない気持ちの良いドラミングで演出力を発揮。とてもシャイな方でMCトーク(司会進行)は楠さんがされていました。メンバーも皆さん同じ方向性を持ったプレイヤーで、選曲も昔よく聞いた曲などがあり、私も少し若返った気持ちになりました。ジャズは本当に飽きることがないですね。
▶1st.set…
M.デイビス♪Nardis…マイルスの当時の恋人の名 Sidran を逆に綴ったアナグラムでよくB.エバンストリオが演奏した曲／トロンボーン奏者J.J. ジョンソンの♪Lament (哀惜)／ヴィブラフォン奏者ボビー･ハッチャーソンの代表的バラード♪Little B’s Poem…Little B は彼の息子／村上寛作♪Reina (スペイン語=気高い存在)…バンド全体の｢音の会話｣を引き出すドラマーの作品らしい曲／テナー奏者W.ショーター♪Beauty and the Beast。
▶2nd.set…
西尾健一作♪真夜中のパトロール…自由度が高く音の会話が魅力の曲／これも自由度の高い曲W.ショーター♪Limbo (宙ぶらりんの状態)／J.コルトレーンの静かなバラード♪Naima (奥様の名前マイーナ)／映画 ｢Anchors Aweigh(錨を上げて)｣よりミュージカル曲作家ジュール･スタインのバラード♪I Fall in Love Too Easily／村上寛♪Out Runner…ドラマーらしいリズム主導の曲／アンコール曲はコルトレーンの名盤でよく聴いたバラードで余韻のある曲 マル･ウォルドロンの代表曲♪Soul Eyes でした。