デイリーレポート

サックスの音色もスピード感も半端ないさすがNYで話題の素晴らしい演奏
9/9(火)は【BODY&SOUL Special】《Nicole Glover Trio from NY》 ニコル・グローバー(ts) タイロン・アレン(b) ケイボン・ゴードン(ds) さん
▶昨夜は久しぶりの【BODY&SOUL Special】で《Nicole Glover Trio from NY》来日ツアーメンバー ニコル・グローバー(ts) タイロン・アレン(b) ケイボン・ゴードン(ds) さんのピアノレストリオ。いまNYでも話題のテナー奏者とは聞いていましたが…テナーもソプラノサックスも音色がもの凄く綺麗で、おまけに美人でしかもとてもクレバーな女性でした。サイドメンのふたりも彼女の良さを引き立てるような素晴らしいサポート。演奏曲も彼女自身のオリジナル曲はなく、ジャズ好きな人ならご存じの曲が多く演奏され、お客さま皆さんとても楽しんでおられました。
▶何より、とにかくスピード感が半端なく、さすがNYで話題の奏者だと思いました。その気持ちのいい演奏に皆さん大満足のようでした。当店はツアー最終日でしたが、武蔵野市民文化会館の大ホールのコンサートを聴いてあまりの素晴らしさに、再び当店にいらした方もいらっしゃったほど。分かりますね。ニコルさんはすぐNYに帰国されますが、タイロンさんとケイボンさんのリズム隊は今日から1週間、船上の仕事で帰国はその後とのことでした。
▶1st.set…ピアニスト ホレス・シルヴァーの♪Cool Eyes。マルチプレイヤー ローレンス・ウィリアムズの♪No 2。T.モンク♪Introspection…モンクらしさが凝縮されたモンク初期の作品。NYを拠点に活躍する日本人ピアニスト山中ミキ作♪Merak…“メラク”は北斗七星(大熊座)の中の星の一つ。元はアメリカンポップスのバラード♪Tell Him I Said Hello。C.パーカーの♪Bird Feathers。
▶2nd.set…前セットと同じくローレンス・ウィリアムズ♪No 9。トランペッター ドン・チェリー♪Open or Close…フリージャズの先駆者として有名な故ドンさんは世界放浪時代 六本木時代の当店によくいらして沢山の思い出がありますが、背中のナップザックからポケット コルネットを出してシットインで吹いてくれたのはいつも4ビートの素敵なジャズでした。ベースのタイロン・アレン作♪Obsidian (黒曜石)。ピアニスト グレン・タッカー♪Resilience。同じくグレン・タッカーの♪Equanimity (平静/心の平衡)…スピリチュアルな響きの曲。タイロン・アレン作♪The “A” Side…レコードの“A面”にちなむ洒落の効いたタイトル名。アンコール曲はケニー・ドーハムの代表的オリジナル曲♪The Fox…元々アップテンポな曲ですが凄いスピード感の演奏でした。












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