デイリーレポート

日本のジャズ界を担っていくだろう素晴らしいアルトの音色の親子共演と若手たち
7/21(月/祝)はデイタイムライブで《Ken’s Trio Plus》メンバー 金子健(b) 井口大夢(pf) 山崎隼(ds) 金子礼(as) さん
▶連休最終日は海の日でデイタイムライブ 金子健(b) 井口大夢(pf) 山崎隼(ds) 金子礼(as) さんの《Ken’s Trio Plus》ジャズ好が良くご存じの曲をアレンジして演奏された金子健さん礼さん親子の競演でした。礼さんのアルトの音色が素晴しくて感心しました。LAのテンプル大学で勉強中ですが、8月8日の当店の開店記念の【BS Special】いま注目の若手大人気トランペッター松井秀太郎さんのクィンテットにも抜擢されています。
▶礼さんは幼ない頃から家でジャズに触れて育ったのでしょうね。礼さんのお人柄もとても良く、きっとこれから日本のジャズ界を背負って行く演奏家になるに違いない、そんな予感のする素晴らしいアルトでした。礼さんのアルトサックスの音色がとても良く、若い井口大夢さんと山崎隼さんもとても良く、温かいサウンドの和やかなステージでした。礼さんは成績が良く、今度大学院は2年間無償になるそうで、お父様も喜んでおられました。私も長生きしなくては。
▶1st.set…ベーシスト レイ・ブラウンの♪F.S.R.(For Sonny Rollins)。
スタンダード曲ジェローム・カーンのミュージカル「Very Warm for May」より金子健アレンジ♪All The Things You Are。軽快でお洒落なエリントンナンバー♪Love You Madly…タイトルはエリントンの口癖だったとか。シナトラナンバーをB.エバンスのアレンジで♪I’ll Never Smile Again。ジミー・ヴァン・ヒューゼンの美しいメロディが胸に染みるバラード ピアノとサックスをフィーチャーして♪I Thought About You。ドラマー デンジル・ベストのスピード感あるビバップの名曲♪Wee。
▶2nd.set…ベーシスト P.チェンバースのラテンの香り♪The Hand of Love。
アルト奏者ジミー・グラシアス♪Social Call…「たまたま通りかかっただけよ」と始まるシンガー故ベティ・カーターさんもカバーしています。古いアメリカンポップス 初期のビートルズもカバー♪Ain’t She Sweet。元は黒人霊歌でデキシースタイルのジャズ♪Just A Closer Walk With Thee。O.ピーターソンのバラード夏の夕暮れを連想する曲♪When Summer Comes。クラシックの旋律がジャズになったようなラブソング♪Yours Is My Heart Alone。アンコール曲はC.パーカーの♪Relaxin’ at Camarillo (精神病院の名)…パーカーがいっとき入院していた時に書いた、とは思えない軽やかでスウィングするビバップ ナンバー でした。













読者の投稿