デイリーレポート

緊張感とスピード感ある素晴らしい演奏に客席も大いにノッてジャズクラブらしい店内
7/3(木)《片倉真由子リーダークィンテット》彼女の人選メンバー 片倉真由子(pf) デビット・ネグレテ(as,ts) 佐瀬悠輔(tp) パット・グリン(b) ジーン・ジャクソン(ds) さん
▶お暑うございます。だんだん暑さが厳しくなってきましたね。そんな昨夜は久し振りの真由子さんの《片倉真由子リーダークィンテット》彼女の人選サイドメンバーはフロント陣は デビット・ネグレテ(as,ts) 佐瀬悠輔(tp) さん、リズムセクションが信頼厚い パット・グリン(b) ジーン・ジャクソン(ds) さん。リズム隊の二人の息がピタッと合っていて、その上に乗ってスリルと緊張感ある「これぞジャズだ」という素晴らしい演奏でした。
▶お客様も大いにノッて、思わずかけ声をかけたり拍手をしたり…ジャズクラブらしい店内になり、私も気持ちよく楽しませてもらいました。演奏曲もオリジナル曲ほか、真由子さん自身の好きな作家の曲などが丁度よいバランスで演奏され、彼女のセンスの良さを感じるステージングでした。やはりフロントに2ホーンが入ると、聴き応えあって、とても説得力ある演奏ステージでした。
▶1st.set…ピアニスト マルグリュー・ミラー♪Eastern Joy Dance。真由子作♪A Dancer’s Melancholy、真由子作♪Merciful Eyes。ピアニスト ボビー・ティモンズの♪Damned If I Know。
▶2nd.set…伝統的な黒人霊歌♪Motherless Child…私の若いころ寺山修司の詞による 「時には母のない子のように」 をカルメン・マキが歌って流行っていましたっけ。モチーフは同じですが曲は違いますが。真由子作♪Pursuit (追求)…ひたすらご自分の音楽を追求する真由子さんらしいタイトルですね。真由子作♪The Circle of Color Emotions。W.ショーターの♪Pinocchio…マイルス・バンドのアルバム「ネフェルティティ」に収録されています。アンコール曲はピアニスト ジェリ・アレンの♪Unconditional Love (無償の愛)でした。














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