【ジャズ萌え立つ春!!】
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(2025年3月1日付 March 1st.)

デイリーレポート

信頼する盟友ニューヨーク仲間を集めて素晴らしい演奏を演出!!

信頼する盟友ニューヨーク仲間を集めて素晴らしい演奏を演出!!

Kyoko

2025年03月11日 火曜日

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《小田桐和寛リーダーセッション》小田桐さんの人選クィンテットメンバーは デビット・ブライアント(pf) デビット・ネグレテ(as,ts) Akira Ishiguro(g) 中林薫平(b) さん

◉週明け月曜は《小田桐和寛リーダーセッション》メンバー 小田桐和寛(ds) デビット・ブライアント(pf) デビット・ネグレテ(as,ts) Akira Ishiguro(g) 中林薫平(b) さん。月曜でしたが人気の小田桐さんのセッションとあって、お店は大いに賑わいました。中には10人ものグループが近県からいらしてくださって、皆さん最後まで熱心に耳を傾けておられました。
客席には、特にこのブログレポート欄ではもうすっかりお馴染みなった当店の常連 K さんがいらして、ステージレポートをすぐ書いてくださって、今朝早朝5時、投稿してくださいました!! 本当に頭が下がります。「小田桐さんの本気が感じらるステージ」 (K さんの言葉) の臨場感溢れるレポート、転載させていただきます。
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▶1st.set…小田桐和寛作♪Jerk Blues、昔書いた曲を再アレンジ♪D. B. A. L. S(ディーバルス)、深夜に書いた曲♪Tonico、♪Do You Like It?
▶2nd.set…小田桐作♪Sunrise~春はあけぼの~。小田桐アレンジ&タイトル命名♪Gallery。Akira Ishiguro作♪Musashimaru。ウェイン・ショーター作/小田桐アレンジ♪E. S. P. 5/4。アンコール曲は、サックス奏者・江澤茜さんがシットインして、ベニー・ゴルソン♪Stablemates でした。
▶小田桐さんが信頼する盟友、ニューヨーク仲間に声をかけ、東京のジャズシーンを牽引するミュージシャンが集まったクィンテットでのライブになりました。1st.set はすべて小田桐さんのオリジナル曲、2nd.set も一曲を除いて小田桐さんのオリジナル曲かアレンジ曲で、素晴らしいメンバーとのライブに込めた小田桐さんの強い熱意が伝わります。メンバーがステージに登場し小田桐さんがご挨拶、メンバー紹介をされ、早速一曲目の演奏が始まりました。
▶トリオの演奏に続き、ネグちゃんがパワフルにアルトサックスを吹いていきます。BODY&SOUL には「デビッドさん」が何人も出演されるため、京子ママはデビッド・ネグレテさんをネグちゃんと呼びます。力感に溢れる演奏で高く刺激的な音色を響かせ、綺麗なロングトーンで華やかに歌います。
▶17年間ニューヨークで活動され、半年前に拠点を東京に移したギタリスト Akira Ishiguroさんが、目を閉じて静かな表情で、軽快にギターを弾いていきます。繊細に弦を押さえる左手の滑らかな移動、ピックで弦に軽く触れるように弾いたり、速く、強く、大きなストロークで弾いたり、時折指で弾いたりと、華麗なテクニックに見惚れ、情熱的な音色に聴き惚れます。
▶もう一人のデビッドさん(ブライアントさん)は、目を鍵盤に落とし黙々とピアノを弾いていきます。速度を上げていくと、何か呟くようにしたり、歯を食いしばるようにして、パワフルな演奏を披露します。圧倒的なスリルとスピードを感じさせ、流星のように弾き進みます。
▶ネグちゃんのアルト、Akiraさんのギター、デビッドさんのピアノのソロ演奏の間、小田桐さんは物凄い集中力でドラム、シンバル、リムショットなどを組み合わせ、多彩な演出を繰り広げます。小田桐さんのドラムソロは、スピード感に溢れ、爽快で重厚なサウンドを創り上げていきます。一曲目♪Jerk Blues の演奏が終わると小田桐さんは大汗でジャケットを脱ぎ捨て、BODY&SOUL 50周年記念のTシャツ姿で熱演されました。
▶続く♪D. B. A. L. Sでは、冒頭で中林さんがベースソロを披露されました。強く心地良い音色を連ね、ぐんぐん弾き進み強烈な存在感を見せつけます。♪Sunrise~春はあけぼの~ でも、滑らかな音色の速弾きやメロディアスなベースソロを披露されました。小田桐さんが 「ただならぬ緊張感」 と言うスリリングな演奏が続き、1st.set 最後の小田桐さんの代表曲♪Do You Like It ? に至り、メンバーの自由奔放な演奏が展開します。
▶2nd.set…には益々勢いを増し 「春はあけぼの」 と優雅な副題のついた♪Sunrise、小田桐さんが YouTube の Jazz Gallery で見つけた作者不詳の♪Gallery、Akiraさんのオリジナルで日本を感じさせる♪Musashimaru、小田桐さんが5拍子にアレンジした♪E. S. P. など、他では絶対に聴けない曲を、メンバーそれぞれの個性が際立つパワフルなソロ演奏と、遊び心満載のアンサンブルで疾走し観客の気持ちを高揚させていきました。
▶アンコールでは、客席にいらっしゃったアルト奏者 江澤茜 さんがシットインされネグちゃんと並び、アルトサックスでの演奏を披露されました。
▶メンバーお一人おひとりが自由奔放に演奏を展開し、小田桐さんがドラムスの演出でバンド全体の重厚なサウンドを創りつつ、小田桐さんご自身も好き放題に叩く、という超個性的な 「小田桐和寛リーダークィンテット」 は、鮮やかでとても濃厚な印象でした。小田桐さんはレコーディングも視野に、素晴らしいメンバーとの演奏活動を積極的に行っていかれるそうです。
▶デビッド・ブライアントさんが、AIを駆使してデザインされたデジタルアート作品を展示・販売されていて、新境地を開かれたようです!!

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