【酷寒こそライブジャズ】
ひと区切りついた一日は
熱いライブジャズと美味い酒…
いつ来ても出演者が一流本物
ここは豊かな人生の“サードプレイス”
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(2025年2月1日付 Feb.1st.)

デイリーレポート

この先の進化がどうなるかとても楽しみになった誕生日ライブ

この先の進化がどうなるかとても楽しみになった誕生日ライブ

Kyoko

2025年02月24日 月曜日

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デイタイムライブで《鈴木瑶子バースデーライブ》は [鈴木瑶子トリオ] 鈴木瑶子(pf) 小美濃悠太(b) 北澤大樹(ds) さん

▶23日の日曜日は、いま注目されている作曲家にして女性ピアニスト鈴木瑶子さんの誕生日、昼下がりのライブステージ。瑶子さんが選んだトリオメンバーは 小美濃悠太(b) 北澤大樹(ds) さんで、予約の段階で満席になりました。賑わう店内に、瑶子さんのオリジナル曲が響きわたりました。
▶客席には、瑶子さんのお知り合いの女性シンガーが台湾からいらしていて、シットインで歌われ、楽しませていただきました。英語も日本語もできる方で、とても良い声をされていました。瑶子さんのステージを聴いて、作曲家としての面目躍如。ジャズの進化形でしょうか、勉強家/努力家の瑶子さんです、瑶子さんの音楽がこの先どうなるのか、見守りたいと思いました。
▶1st.set…鈴木瑶子作♪Time Goes By…「今日は時の流れに関する曲を多く演奏したくこの曲を選びました。時が流れ気持ちが変化していく様子を描いた曲です」。瑶子作♪Argument…「口喧嘩というちょっと変わったブルースです」。瑶子作♪Unsolved Cubes…未解決の箱たち。あれでもないこれでもない、といつも揃えられないルービックキューブから発想を得て作曲」。
▶女性シンガー Yen Ting Lo さん登場♪White Horse Past Morning…ちょうど日本に訪れていた Yen Ting さんに歌っていただきました!! オリジナル曲も素晴らしく、この曲30歳になる朝を歌った曲なので、今日にぴったりと思い選びました。瑶子作♪Winter Song…昨年末作った曲に私が歌詞を書いて YenTing さんに歌ってもらいました」。瑶子作♪KOMA…いろいろなところにぶつかりながら回るコマの曲です。小美濃さんのベース速弾きが見どころでした。
▶2nd.set…ジェローム・カーンの♪All The Things You Are…スタンダード曲を一曲演奏したくて三人で何も決めず自由に演奏しました。
▶続いてこの日のために作られたという組曲♪Turn Over A New Leaf…新しいスタートを切るという意味のタイトルで、小美濃さんと大樹さんがたくさん意見を出してくれて完成した組曲だそうで、帰国する飛行機の中で作った曲を第一楽章とし、そこからの過程や未来へ向かっていく意志を込められています。♪第一楽章、♪第二楽章、♪第三楽章、♪第四楽章。聴き応えありました。
▶瑶子作♪Paths Intertwined …瑶子さんの 1st アルバムのタイトル曲でYenTing さんが歌詞をつけてくれた曲で 「今日は彼女の歌と共におおくりします」。アンコール曲は瑶子作♪ごめんね…瑶子さんの飼ってる鳥の喋り言葉を元に作った曲だそうです。客席の皆さまが 「ごめんね」 の歌に参加。瑶子さんとても嬉しかったとのことです。

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