デイリーレポート
繊細なピアノに乗って伸びやかな歌声で表情豊かに歌う素敵なデュオステージ
▶昨夜の11月の最終日は【BODY&SOUL Special】で《ランディ・イングラム&オーブリー・ジョンソンfrom NY デュオ》でした。昨夜も当店の常連さん K さんがいらしてくださったので、私はつい甘えて、ステージレポートをお願いしてしまいました。さっそくお昼前に投稿してくださったので転載させていただきます。私のレポートより本当に表現がお上手で、様子が目に浮かびます。
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▶オーブリー・ジョンソン(vo) さんと ランディ・イングラム(pf) さんのデュオ日本ツアー初日のライブが【BODY&SOUL Special】として開催されました。
▶ステージに登場するとオーブリーさんは「こんばんは。ありがとうございます」とご挨拶をされ、アカペラで歌い始めます。オペラ歌手を感じさせるような、伸びやかで華やかな歌唱で、冒頭から観客を圧倒します。ランディさんが、綺麗な音を転がすようにピアノを弾き、オーブリーさんは高く綺麗な声でスキャットを披露されました。
▶各セット8曲ずつ演奏されましたが、スタンダードからジョニ・ミッチェル、アントニオ・カルロス・ジョビン、ビリー・アイリッシュと幅広い時代の名曲を収録したデュオアルバム 「Play Favorites」 から8曲を選曲されました。
▶オーブリーさんは身振り手振りを交え、豊かな表情で、観客一人ひとりと目を合わせて歌っていきます。スキャットだけで歌う♪Prelude から♪If I Should Lose You に続ける演奏の美しさは圧巻でした。ランディさんのピアノに合わせ、密やかで華やかな透明感のある歌声を響かせます。多くの曲で歌うスキャットの多彩さは、オーブリーさんの大きな魅力の一つです。
▶ランディさんのピアノの演奏はパワフルですが、同時に詩人を感じさせる繊細さが感じられ、重厚な音の流れを創っていきます。オーブリーさんの歌唱の強弱とのバランスが絶妙で、ソロ演奏でも観客を魅了します。
▶アンコールでは京子ママに♪Body And Soulを捧げました。オーブリーさんの美しい歌声、ランディさんのピアノと溶け合い、深い情感を伝える演奏が、この日のライブステージの素晴らしい印象を際立たせました。終演後は、アルバムにサインをしたり、記念撮影に応えたりと、観客との触れ合いも大切にされていました。お人柄も素敵なお二人です。
◉これから何ヶ所か日本ツアーをされます。お近くの方、ぜひお聴きになって下さい。
▶1st.set…♪I Wish I Knew、♪If You Never Fall In Love With Me、♪Conversation、♪My Future、♪Fools Rush In、♪A Flor E O Espinho、♪If I Should Love You、♪Embraceable You
C.パーカー♪Quasimodo。
▶2nd.set…♪My Ideal、♪Heartsong、♪Bons Amigos、♪Help Me、♪Bridges (ミルトン・ナシメントtravessia より)、♪I’m All Smiles、♪Overjoyed、♪Born To Be Blue、♪If Ever I Would Leave You、アンコール曲は♪Body And Soul でした。
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