デイリーレポート
珠玉のジャズミュージシャン達による素晴らしい“ジャズ”に酔った夜
▶また少し冷え込んだ週明け月曜の夜は《デビット・ネグレテ リーダークァルテット》彼が選んだクァルテットのメンバーは、いま日本のジャズ界には欠かせない実力派の面々。私はデビットさんのサックスの音色が大好きですから、この夜をとても楽しみにしていました。
▶演奏曲はオリジナル曲は2曲で、あとはレジェントたちのスタンダード曲。モンクから始まって、コルトレーンで終わったのも、仲々いいステージングです。急激に冷え込んだ寒さのため客席は寂しかったですが、私は久しぶりに真由子さんのピアノが聴けてとても良かったです。
▶終演後小田桐さんが真由子さんのピアノに「ジャズの人はすごいなあ」というので「貴方は違うの?」と言うと「僕はコンテンポラリーですよ」と。彼はジャンルを問わず何でも叩けて、音も綺麗でセンスのいい素晴らしいドラマーです。私は音楽を勉強した訳ではないので不思議に思い、調べてみました。
▶コンテンポラリー・ミュージック:『クラシック音楽の流れをくむ現代音楽の様式を指し、特に調性を否定した前衛的な音楽を指す。クラシック音楽より表現の幅が広く、無音を強調したり不協和音を取り入れたり…』ジャズとどう違うの?(笑) 私が、ジャズと、音楽性に優れた現代音楽に違いを感じるとすれば、“ジャズ”がもつ“グルーヴ感”なのかもしれない、と思いました。
▶1st.set…T.モンク♪Four in one、デビット・ネグレテ作♪Identity、ピアニスト デューク・ピアソンのバラード♪You know Care、H.ハンコック♪Chan’s Song、C.パーカー♪Ah-Leu-Cha。
▶2nd.set…デューク・ピアソン♪Chant、デビット・ネグレテ作♪Claritin、ラッパー ケンドリック・ラマーの♪Pray For Me、D.ガレスピー♪♪Blue N’ Boogie、アンコール曲はJ.コルトレーン♪Giant Steps でした。
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