デイリーレポート

普段聴けない曲で和んだ気持ちいい進化した｢すみれ色のジャズ｣

▶三連休初日は《栗林すみれ プレゼンツ スペシャルセッション》すみれさんが選んだメンバーは、ジェームス･マコーレー(tb) 中島朱葉(as) 吉野弘志(b) 岡部洋一(perc) さんのクィンテット。皆さんのお人柄を感じる自然体の演奏で、楽器が音色が綺麗で心地よく、心身ともに和みました。
▶フロントの二人のアルトとトロンボーンの相性もよく、ベテラン岡部さんが周りの音を聴きながら、いい感じでリズムを添えるステージ。それぞれのオリジナル曲と、普段あまり聴くことのない曲とが演奏されました。心地よいサウンドに、皆さん熱心に聴き入っておられました。終演後 ｢演りたいことが沢山あって時間が足りない｣ とすみれ さん。彼女の挑戦は、まだまだ続きそうです。次回も楽しませていただきたいと思います。
▶1st.set…ジェームス･マコーレー作♪I’m Sorry Hige-Sori (ダジャレのようです)、中島朱葉作♪雪のワルツ、吉野弘志作♪舟の丘、ブラジルのエルメート･パスコアール♪Pipoca。
▶2nd.set…栗林すみれ作♪Hymn No.2 (時重ねの讃歌)、すみれ作♪The Myahk (“Myahk”は宮古島周辺の民謡音楽のこと)、すみれ作♪The Dividing Wall、M.ムソログスキーの交響詩♪The Mountain of The Night (はげ山の一夜)、アンコール曲はジェームス作♪Fish Ladder (Ladderは道=河川遡上魚類の通る人工の迂回路のこと) でした。