デイリーレポート
色んな意味で私が安心して存分に楽しめるバラエティーに富んだ素晴らしいステージ
▶昨夜は久しぶりの《嶋津健一トリオ》レギュラーメンバー 嶋津健一(pf) 加藤真一(b) 今村健太郎(ds) さん。嶋津さんのライブ演奏はほぼ当店だけで、しかも出演時期をきちんと計画を立ててお客さまにご案内くださるお店にとっては本当にありがたい演奏家です。ファンの方も皆さま楽しみになさってご来店され楽しんで下さいます。だからいつもとても良い雰囲気の店内になります。理系の頭脳明晰な方は違いますね。いつも奥様もいらして、お客さまのケアーをしてくださったり、私は何も心配しなくて良いので演奏を存分に楽しむことが出来ます。
▶演奏曲は、皆さまよくご存じのスタンダード曲に、ご自分のオリジナル曲やクラシック曲などがちょうどいい感じに入って、バラエティーに富んでいて素晴らしいステージングです。それにこのトリオはいつもスーツ姿の正装で、気持ちいいですね。たっぷりと楽しませていただきました。次回は、来年の2月5日(水)、酷寒ですね。ぜひ私と一緒に、暖かくなりましょう。
▶1st.set…フランスのエリック・サティ作♪Je Te Veux (仏語で“あなたが欲しい”)…この作者は失恋して一生独身で過ごしたとMCトーク。ジミー・ヴァン・ヒューゼン♪Polkadots And Moonbeams (月の光と水玉模様)、A.ブレイキーでお馴染みボビー・ティモンズの♪Moanin’、M.ラベルの♪A Pavane For Dead Priness (亡き王女のためのパヴァーヌ)、嶋津健一作♪Suite No.2 (組曲2番)、アルト奏者P.デスモンドの♪Take Five。
▶2nd.set…映画「慕情」のテーマ♪Love Is A Many Splendored Thing。映画「青春の光と影」よりジョニ・ミッチェルの♪Both Side Now。スタンダード曲 ソニー・クラークのハードバップ曲♪Deep Night。F.ショパンの♪Nocturne No.20 (夜想曲 第20番 嬰ハ短調)ショパンの姉ルドヴィカに捧げた遺作。ここからオリジナル曲の「猫」メドレーで嶋津健一作♪Two Kitten’s Blues (双子の子猫のブルース)と、♪加藤真一作♪Blues For Pluto (黒猫のブルース)。ベースがアルコ(弓)でイントロからB.ストレイホーンの♪Star-Crossed Lover…シェイクスピアが「ロメオとジュリエット」の中で使った造語で“運命で一緒になれないカップル”の意味も。アンコール曲は嶋津作♪Ha-Ra-Pe-Ko でした。
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