デイリーレポート

一音一音が立って素晴らしいピアノタッチで師弟が音で会話する熱いステージ

▶連休最終日は猛暑の中の昼ライブは、RINA(pf) 井上陽介(b) さんの《RINA & 井上陽介デュオステージ》RINA さんは小曽根さんが教授として国立音大に就任しジャズ科が出来たときの一期生でした（小曽根さんは現在は退職し後任に池田篤さんがなられています）優秀な成績でバークリー卒後もNYを拠点に多くのビッグネームと共演され活躍されて帰国。多方面で活躍されています。
▶ピアノの一音一音が立っていて、素晴らしいピアノタッチは流石だと思いました。オリジナル曲も流れが良くて聴きやすく、例えば｢悲愴｣のアレンジも素晴らしかった。井上さんは国立当時からの先生で、デュオステージは父と娘のようでした。RINA さんも安心したように自由になって、音の会話を楽しんでおられるようでした。小柄で可愛らしい RINA さんですが、音楽に対する熱い情熱を感じる演奏に、陽介さんも彼女の良さをよく理解して、素敵な師弟愛も感じました。
▶RINA さんはまだ若いですから、これからの活躍がとても楽しみです。RINA さんの次回は9/8(日)で、この二人に濱田さんのドラムスが入って、井上さんのリーダートリオとして出演されます。RINAさんの当店は、最初がソロ、２回目がデュオ、３回目がこのトリオ…聴き逃がせませんね。
▶1st.set…RINA作♪♪Radio Station …2nd アルバム 収録曲です。スタンダード曲♪I Hear A Rhapsody、RINA作オリジナル曲♪Bossa Nova、ベートーヴェンのピアノソナタ作品13ハ長調♪｢悲愴｣…RINAアレンジで。RINA作♪Joker…ドランプからジョーカーが飛び出していたずらしている事を想像して書いたそうです。
▶2nd.set…ブロニスラウ･ケイパー♪On Green Dolphin Street、RINA作♪Transparent Blue…ハワイのワイキキビーチを訪れて書いた曲。デズニー映画｢白雪姫｣より♪Someday My Prince Will Come (いつか王子様が)、RINA作♪Eternal Eyes…ファーストアルバム収録曲で陽介さんをフィーチャーして演奏されました。C.パーカーの♪Donna Lee、アンコール曲もC.パーカーの♪Billie’s Bounce でした。