デイリーレポート
4年ぶりの来日ツアーは聴き応えある「これぞジャズ」素晴らしい演奏
▶日曜日の夜は【BODY&SOUL Special】で、当店とは六本木時代からお付きあいの深い ティム・アマコスト(ts) さんの4年ぶりの来日で、椎名さんと一緒に各地で行うツアーです。日本サイドもメンバーはいつもの椎名豊(pf)パット・グリン(b) 広瀬潤次(ds)さんのトリオに篠原正樹(tp)さんが参加する豪華メンバーのクィンテットでした。フロントに管楽器が2本入ると聴き応えがありますね。これぞモダンジャズ、という素晴らしい演奏でした。
▶六本木時代、来日アメリカ大使だったティムさんのお父様はまだご健在ということでした。大使館内で開かれたジャズコンサートに招待され、よく行ったことを思い出します。当時ティムさんは早大に留学中で、その後帰国して結婚。奥様は初恋同士で、二人の息子さんは結婚して独立。子育てが終わって奥様は政界に進出し、いま市長さんをされているそうです。小柄で可愛い人でしたので、そんなふうになるとは想像もつきませんでした。
▶ティムさんの外見は少し歳を取りましたが、自然体の音楽の中身は変わらず。椎名さんを紹介したのは私だったようですが、すっかり忘れていました。今回は椎名さんがティムさんを招請し、ツアーもプロデュースされたようです。椎名さんは欧州にツアーに行くときも向こうの演奏家を呼ぶときも、プロモーター的な仕事を全てご自分でなさいます。本当に頭が下がります。皆さまの近所でのステージがあったら、ぜひ聴きに行って下さい。きっとご満足なさると思いますよ。
▶1st.set…椎名豊作♪Joy of Spring、椎名豊作♪Future Swing、椎名豊作♪Summer Mist、スタンダード曲♪You Don’t Know What Love Is、スタンダード曲♪The End of Love Affair。
▶2nd.set…椎名豊作♪ Dance Swing、篠原正樹作♪Holiness of Places、椎名豊作♪Even、H.マンシーニの♪Dreamsville、椎名豊作♪Tuck-A-Way、アンコール曲は椎名豊作♪Eternal でした。
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