デイリーレポート
久しぶりに私の好きなオルガンジャズを楽しんだ雨の夜
▶雨の週明け月曜の昨夜はテナーの 鈴木央紹(ts) さんとオルガンの 宮川純(org,key,pf) さんのデュオステージ。生憎の朝から雨でお客さまを心配しましたが、あまり聴くことが出来ない編成とサウンドにファンの方がお見えになり、そこそこカタチになった店内。外国人のお客さまも熱心にお聴きになっていました。
▶いつもはオルガンの「空気音」を共鳴させる大きな箱を持ち込むのですが、昨夜は雨のためお店の前の石段が滑って搬入搬出が危険で、キーボードによるオルガンサウンドでした。でもほとんど遜色なく、央紹さんの深いテナーと相性良く、ファンキーにグルーブする気持ちの良いデュオステージを楽しませていただきました。
▶このところ外国人のツーリスト客が多く、それも当店では一般的なインバウンド客や米国の方ではなく、欧州とニュージーランド オーストラリヤからの方が多く、皆さん演奏が始まるとお話を止めて静かに聴いてくださるのが嬉しいですね。場所柄とお店が半地下で通りから見えるせいで、入り口までいらっしゃるのですが、ミュジックチャージがかかりますと説明すると、躊躇される方も多いです。あるいは入れ替えがあると思う方もいて、2ステージ聴かれますと説明すると聴いていかれる方も多いです。インバウンド客と言ってもさまざまで、お国柄も感じます。いずれにしろ当店でのジャズの水準はかなり高いので、スタッフともども自信を持ってお薦めしています。
▶1st.set…リチャード・ロジャース♪My Heart Stood Still、デイヴィッド・マンの代表曲♪No Moon At All (月とてもなく)、スタンダード曲♪After You’re Gone (君去りしのち)、ジェローム・カーン♪I’m Old Fashioned。
▶2nd.set…ヴィブラフォン奏者ボビー・ハッチャーソン♪Little B’s Poem、クルト・ヴァイル♪This is New、D.エリントン♪Come Sunday、ミュージカル曲♪What Kind Of Fool Am I、アンコール曲 H.マンシーニ♪Moon River でした。
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