デイリーレポート
女性三管フロントのチャーミングで緊張感あふれる聴き応えあるステージ
▶デビットさんが組んだ新しいユニットはフロントに女性三人を起用したセクステット《デビット・ブライアント’HERA’》その名ヘラはギリシャ神話の女性神で 江澤茜(as) 市原ひかり(tp,vo) 治田七海(tb) さんと デビット・ブライアント(pf) マーティー・ホロベック(b) 中村海斗(ds) さんのバックトリオ。演奏曲は主にデビットさんが作アレンジした曲とスタンダード曲がいい具合にバランスよくミックスされて、緊張感のある素晴らしいステージでした。
▶フロントの三人もしっかりしたピアノトリオを得て、とても気持ちの良い演奏を聴かせて下さいました。女性ミュージシャンの活躍する時代が本格的になり、ジャズの世界もどんどん進化していることを感じます。ジャズ界のこの先が楽しみになる、聴き応えある素晴らしいライブでした。
▶1st.set…作曲家ヘイル・スミスの♪I Love Music、ギタリスト カート・ローゼンウィンケル♪Cubism、デビット・ブライアント作新作♪Hera、J.コルトレーン♪Giant Steps、デビット・ブライアント作♪Crisis Point。
▶2nd.set…デビット・ブライアント作【BSレーベルのCDタイトル曲】♪Higher Intelligence、デビット・ブライアント作♪Dave’s New Tune、デビット・ブライアント作♪Yatag、ひかり さんのヴォーカル入りでカール・フィッシャー作♪We’ll Be Together Again、W.ショーター♪Footprints、アンコール曲はT.モンク♪Sweet And Lovely でした。
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