デイリーレポート
NY仲間による進化し続ける新鮮なジャズを堪能
▶昨夜は三人ともがNYで活躍されていてコロナ禍のため帰国した「NY仲間」による《小田桐和寛リーダートリオ》の 小田桐和寛(ds) 馬場智章(ts)シン・サカイノ(b) さん。当店でも数少ない、ドラマーがリーダーでメンバーを組んでの出演ステージ。ドラマーが一枚看板で昨夜のように客席を埋められるのは、実力と人気の表れです。
▶よく知っている聴き慣れたスタンダード曲も、リズムが色々変化してとても新鮮な感じがしました。それに大きな音でも全然うるさい感じがしないドラミングは、さすがです。三人が自由に演奏しているのも、とても良いと思いました。1セットが3曲でしたが、あっと言う間に過ぎた約60分、それほど惹きつける演奏でした。若い方は興味深く聴き入り楽しまれていましたが、お年を召した方は既成概念があるのか少し理解し難いようでした。
▶私は、どの様に進化・変化しても4ビートでなくてもウッドベースでなくても、音楽が良ければ好きになるし飽きることもありません。新しい発見があって楽しめます。それが進化し続けるジャズという音楽だと思っています。昨夜は帰宅後も、気持ちよく寝つきました。(もちろん4ビートでよくスウィングするジャズも大好きですけどね)
▶1st.set…T. モンク♪Evidence、♪Body And Soul、イギリスのラッパー リトル・シムズの♪Point And Kill。
▶2nd.set…♪Gallery?…NYのギャラリーで聴いた曲が気に入って曲名を調べたけど分からなかった、とのことですが、聴いた曲を再現できるなんてすごいですね)。M. デイビス♪Nefertiti、K. ギャレット♪Nardis、アンコール曲は小田桐和寛作♪Do You Like It でした。
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