デイリーレポート

普段あまり演奏されない選曲を楽しんだ完成度の高いジャズ

▶夜になると少し暑さも和らぎますが、緊急事態下で夜の外出は控えておられる方が多くなりミュージシャンもお店も大変です。でも演奏ができるだけでも嬉しい、というミュージシャンの声を聞くとお店を開ける気持ちになります。昨夜は《近藤和彦クァルテット》レギュラーメンバー 近藤和彦(as) 田中菜緒子(pf) 上村信(b) 大坂昌彦(ds) さん。近藤さんは勉強家で、リーダー出演では普段あまり聴かないような曲やアレンジを聴かせてくださいます。昨夜のステージも社歌「Body And Soul」のアレンジがとても良かったです。完成度の高いベテラン揃いのユニット、もっと多くの方に聴いていただきたいと思いながら聴きました。
▶1st set…ビリー・ストレイホーンの♪Lush Life、近藤和彦作♪Pure Imagination、ベーシスト♪Christina…近藤さんソプラノサックスで。近藤さんアレンジの♪Body And Soul…とても良かったです。
▶2nd set…近藤作♪Petrichor…雨が降った時に地面から上がってくる土の匂いを指す言葉だそうです。ボサノバのリズムでケニー・バロンの♪Until Then…、D.エリントン♪Sunset and The Mockingbird、近藤作♪Indigo、アンコールはエリック・ドルフィー♪Mrs. Parker of K.C.でした。