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デイリーレポート

目頭が熱くなった素晴らしいヴォーカルと演奏のホンモノのジャズ

目頭が熱くなった素晴らしいヴォーカルと演奏のホンモノのジャズ

Kyoko

2021年06月14日 月曜日

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▶日曜日の昼下がり《アシュトン・ムーアさよならライブ》が行われました。アシュトンさんは日本に15年間在住して、ライブ活動の他おもにヴォーカルを教えておられました。昨夜も生徒さんが最後のステージを聴きにいらしてました。共演メンバーは、日本在住のお仲間たち トニー・サッグス(pf) マーティ・ホロベック(b) ジーン・ジャクソン(ds) さんが揃って、とても聴き応えある素晴らしいステージでした。
▶アシュトンさんは東京が大好きで、あまり帰国したくないと言っておられましたが、奥様が先に帰国されていて、ご本人は2週間後に米国デトロイトに帰国されます。久しぶりに聴いた彼のヴォーカルは、やはりDNAの違いを感じる素晴らしいもので、これが男性ヴォーカル、というホンモノを感じました。もう聴くことが出来ないと思うととても残念です。インスト演奏も、さすが皆さんホンモノを感じる素晴らしい演奏で、ジーンさんもとても気持ちよくてズーッと演奏をしていたかった、と残念がっていたほどです。私も聴いていて目頭が熱くなりました。
▶2nd セットでは、シットイン参加でファラオ・サンダースさんの息子さんのトモキ・サンダースさんがサックスを吹かれました。ファラオさんは晩年のコルトレーンと活動を共にしており、彼の後継者として知られていますが、息子さんも素晴らしい演奏で、とても和やかな「最後のさよならライブ」になりました。コロナが収まり世の中が落ち着いたらアシュトンさんをデトロイトから呼んで、このメンバーでまた聴きたいなぁ…と思いました。
▶1st set…インスト演奏で2曲♪The Loco-Motion、♪Minor Vigo。アシュトンさん入って「社歌」♪Body And Soul、讃美歌♪Amazing Grace、♪Because of You、♪Don’t Know Why…ノラ・ジョーンズでヒット、「マイ・フェア・レディ」より♪I’ve Grown Accustomed To Her Face。
▶2nd set…アシュトンさん登場、マーヴィン・ゲイの♪”T” Plays It Cool、ロイ・ハーグローブの♪Roy Allan、♪My Foolish Heart。ここからトモキ・サンダースさんが参加♪Misty、♪You’ve Changed、♪Cherokee。アンコールはマーヴィン・ゲイ♪What’s Going On でした。

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