デイリーレポート
普段聴かれない曲を端正で素敵なロマン溢れるピアノで堪能
▶嶋津さんはこのメンバーが揃わないとライブをなさらないので年に3〜4回しかトリオ出演はなさいません。ライブをなさる時はきちんと演奏曲の構想を練ってステージング。さすが緻密な理系頭脳の持ち主です。昨夜も普段聴かれないような曲が演奏され、私はとても興味深く新鮮に聴きました。
▶作曲手法には色んなタイプがありますが、嶋津さんは普段生活する中で曲が浮かんできて書くことが多いようです。頭の中に常に五線譜があるのでしょうね。オリジナル曲もそれを解説されたトークも、解りやすくてとても良かったです。嶋津さんのピアノはとても美しくて心に深く届きますね!ロマンチストなのでしょうね。♪Sunflower は、ソフィア・ローレンの映画「ひまわり」を思い出して涙が零れそうになりました。次回は8月27日(金)になります。熱い最中ですが、ぜひ納涼ジャズにお越しください。
▶1st set…ロシア民謡から♪Dark Eyes (黒い瞳)、♪夕陽に赤い帆…ビリー・ボーン楽団でよく聴きました。嶋津作♪Tenya-Wanya (テンヤワンヤ)…気分がわさわさしていた時の曲だそうです。嶋津作♪Blue Print…未来を思い描く青写真。映画音楽で活躍ジョニー・マンデルの数少ないインスト曲♪El Cahon…西海岸の地名。嶋津作♪夢想曲…ただ今好評発売中2枚組アルバムのタイトルチューン。
▶2nd set…♪C’est Co Bom (セ・シ・ボン)…シャンソンとして有名ですが元々はルイ・アームストロングが世に出した曲と解説。エリントン楽団の第1作目♪Something To Live For、嶋津作♪Two Kittens Blues…昨年嶋津家にやってきた2匹の猫のための曲、H.マンシーニ♪Sunflower (I Girasoli) 。嶋津作♪You Wanna Go Upstairs ? 、アンコールは♪Blues For Little J…通称、嶋津音頭だそうです。
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