デイリーレポート
若者らしいスタンダード曲演奏やアレンジ曲の温かいステージ
▶国立音大出身のメンバーで今は皆さんプロになって活動している新進気鋭の若者たちのユニット《 「Löwe」(レーベ) 芹澤朋クィンテット》当店2回目の出演です。メンバーは、芹澤朋(ts) 佐藤敬幸(as) 加藤友彦(pf) 佐藤潤一(b) 北井誉人(ds) さんです。学生の頃から時々皆さんの演奏を聴いきていますが、その頃から朋さんのテナーの音色が好きでした。加藤さんも当店何回も出演している素晴らしいピアニストで、譜面はまったく無しで全部暗譜で弾かれます。他の人のオリジナル曲も、一回聴くと頭の中に譜面が出来上がっている偉才で、タッチもよくてピアノの奥深い真の音が聴こえて来る感じ。季節モノのクリスマス・ソングも新しいアレンジが聴かれました。
▶ピアノやシンバルスタンドにリボンを結んだり、アンコールには皆さんに朋さんお手製のクッキーを配ったり、聴きに来てくれたお客さまを大切にする女の子らしい細やかな気遣いに感心しました。とても温かくて楽しいステージと演奏でした。
▶1st stage…クリスマスソングを2曲♪White Christmas、♪Santa Claus Is Coming To Town。スタンダード曲ヴィオリニスト ジョニー・フリーゴの♪Detour Ahead、芹澤朋作♪Open Ears…初めてピアス穴を開けた時のドキドキ感を曲にされたそうです、ブレーキー・バンドの♪Roots And Herbs。
▶2nd stage…サックス奏者ジョニー・グリフィン♪The Kerry Dancers (Traditional)、シダー・ウォルトン♪Shaky Jake、♪Have Yourself A Merry Little Christmas、佐藤潤一作♪Red Brown…自分の家の茶色の猫をイメージして作曲した可愛い曲、♪Jingle Bells、アンコールはデクスター・ゴードンの♪Fried Bananas でした。
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