デイリーレポート
2つの音色の違う心地いいギターコラボを堪能
三連休を前にした金曜日《井上智ギタークァルテット》メンバー 井上智(g) 武本和大(pf) 増原巌(b) 高橋信之介(ds) さんと、スペシャルなゲストを迎えてのライブでした。そのゲストとは、井上さんのご友人で今日本に滞在中のロニー・ベン・ハーさん。ピアニスト バリー・ハリスの愛弟子です。二人のギターの形がまったく違っていたことにすぐ気づきました。ギターのコレクターでもある小沼ようすけ(g)さんのお母様が、いろんなギターで部屋がパンパンです、と話していたのを思い出しました。もちろん形が違うよに、二人の違う音色も楽しませていただいたステージでした。
1st stage…井上作♪I Going Home Whistle、スタンダード曲♪How Deep is the Ocean?、多くのジャズ名曲を残している盲目のピアニスト ジョージ・シアリング♪Conception、ベニー・カーター♪When Lights Are Low (ともしびほのかに)、バリー・ハリス♪Nascimento。
2nd stage…2ギターで3曲、最初は A.Cジョビンの♪Chega de Saudade…音色の違いがよく分かりました。井上作♪Monk The Things…T.モンクの 「All The Things You Are」と同じコード進行の曲、♪チャリー・パーカー ストリングス (Charlie Parker With Strings) に収録されている♪Repetition…とてもきれいな音色で素敵でした。ジョニー・マーサー♪Emily、コール・ポーター♪It’s All Right With Me…皆で手拍子をして楽しみました。とても良い演奏でしたが「秋の行楽三連休」にお出かけの方が多いのか、意外に空席が目立つ客席で残念でした。
読者の投稿