デイリーレポート
一流の人にいつも感心する「体力も実力のうち」
▶昨日の午後は、新橋演舞場に藤山直美主演の「笑う門には福来る」のお芝居を観てきました。吉本興業を興した明治時代の女興行師、吉本せいさんの物語で4時間あまりの長い芝居です。私は、芝居や歌舞伎は行くのですが、吉本系の喜劇を見るのは初めてでした。当店のお客さまでもある女優の鶴田さやかさんが出演なさっているのです。会場ではTOKUさんのお母様や元マネジャー宮川夫妻などと一緒になりました。今話題の吉本興業ですが、せい さんは芸人をとても大切された方で、せいさん役の直美さんは、時々アドリブで茶目っ気のある芝居をして、人の心を掴むのが上手い人ですね。4時間あまり出ずっぱり。体力がなければ出来ない仕事ですね。芝居の役者さんもジャズ・ミュージシャンもそうですが、一流になる方は本当に体力も実力のうちだといつも関心します。
▶そんなわけで、お店に出たのは《椎名豊トリオ》1st セットの真っ最中。椎名豊(pf) パット・グリン(b) 広瀬潤次(ds) さんです。演奏は、スタンダードが8曲と椎名さんのオリジナルが5曲、ちょうどよいバランスで演奏されました。椎名さんの曲は、無理のない聴きやすい曲で私は大好きです。このトリオが好きな方々は、比較的ジャズに精通された方が多く、皆さん熱心に聴きいっておられました。
▶1st stage…ファッツ・ウォーラー スタンダード曲♪Jitterbug Waltz、椎名作♪Summer Mist、ヘンリー・マンシーニ♪Moon River、椎名作♪Glow Of The Sunset、♪Smoke Grets In Your Eyes、椎名作♪Future Swing。
▶2nd stage…マルグルー・ミラー♪PNJ、椎名作♪Walkin’ In The Clouds、ビル・バード♪Broadway T.モンク♪Ruby My Dear…素敵な演奏でした。椎名作♪River、椎名作♪Tuck-A-Way、アンコールはスタンダード曲♪I’m Confessin’ でした。
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