デイリーレポート
上質なジャズらしいジャズを堪能したハロウィンの夜
10月の最終日、ハロウィンです。家を出て警察のクルマや警察官が大勢警備する渋谷の街を、偶然拾えたタクシーから遠目に眺めながら、お客さまは今夜の渋谷の喧騒を避けて出かけるのを控えるかも…いらしてくれるかしら…などと心配しながらお店に出ました。ところがお店はほぼ満席。ホッとしました。レイさんのこのユニットも、アルバム発売以来、人気が出てきています。レイモンド・マクモーリン(ts) カルテット。レイモンドさんの他 片倉真由子(pf) 粟谷巧(b) ジーン・ジャクソン(ds) さんという願ってもない実力メンバー。お客さまともども私も、これがジャズ、というストレート・アヘッドな深いサウンド、クオリティーの高いジャズを堪能しました。
1st.stage…レイモンド作アルバムタイトル曲♪All of A Sudden、スタンダード曲ジョー・ヘンダーソン♪Inner Urge、レイモンド作♪Only By The Grace Of God…レイさんは来日前のアメリカでは毎日曜日は教会でゴスペルを演奏されていました。レイモンド作♪For My Brother Andy…レイさんのソロが良かった。
2nd.stage…ケニー・バレル♪Lyresto、レイモンド作♪Baldhead、名盤「ソウルトレイン」に入っていましたね♪Theme For Ernie、スタンダード曲T.モンク♪Evidence、アンコールはお馴染み♪St Thomas。
私は、渋谷の喧騒を避けて原宿の方から遠回りして帰宅。出演者もさっと切り上げてタクシーで恵比寿まで行って帰路につかれたようです。ここ数年、毎年この週は迷惑します。人騒がせ・はた迷惑な年中行事になったものです。
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